「小規模エージェントの生き残り方(その2)」
結論から申しますと
「人材サーチ機能の強化」
が大きなポイントです。
スカウトサイトでスカウトメールばかり打っていると
膨大な時間もかかりますし
疲れて頭が変になりますよね。
友人の人材コンサルタントは
見事に変身して
今ではすっかりエグゼクティブのヘッドハンターになりました。
昔はスカウトサイトも使っていたのですが
今では外に飛び出して
毎日2~3人のエグゼクティブに会う
肉食型コンサルタントです。
友人:「武谷さん、今日も午前だけで2人のエグゼクティブに会ったよ。」
私:「すごいですね。」
友人:「うちのリサーチャーが優秀でさ
おもしろい求人案件をあずけると
どんどんアポイント取ってくれるから助かるよ。」
私:「やっぱり優秀なリサーチャーがいると違いますね。」
友人:「ホントホント。
おかげで私、この3ヶ月で2000万円成約したよ。」
私:「すごいじゃないですか!!
このペースで行けば年間8000万円
いや1億円も夢じゃないですね。」
友人:「うん、それぐらい行けると思う。
でもね、いくら優秀なリサーチャーがいても
魅力的な求人案件をGETしてくるのは
コンサルタントの実力だからね。
魅力的な求人案件をGETできなければ
リサーチャーも宝の持ち腐れだよ。」
私:「うん、よくわかります。
その辺にばらまかれている求人を持ってきても
エグゼクティブにアポイントは取れないし
会えてもその後が続きませんよね?」
友人:「そうそう。
それからね
ホンモノのエグゼクティブは良い人が多いから助かるよ。
自分が転職しなくても
お友達を紹介してくれる人が多いんだよ。」
私:「なるほど、益々絶好調ですね。
その調子でバリバリ稼いでくださいよ。」
というわけで
「人材サーチ機能の強化」 のために
優秀なリサーチャーを採用・育成して
組織化するエージェントが増えています。
現実的には
まず一人、優秀なリサーチャー経験者を採用します。
その後、二人目・三人目に経験者を採用できない場合は
素質豊かな未経験者を採用して
経験者に教育してもらいます。
このようにして、リサーチャー部隊を組織化するのです。
優秀な経験者なら年収も700万円以上出してあげてください。
未経験者は、400~500万円スタートでいいと思います。
「ポータルサイト依存」 「登録者が来るのを待つ」
そういう世界から脱却して
「攻めのハンティング型エージェント」 を目指すのも
小規模エージェントの生き残り方の一つですね。
「ともかく具体的に
動いてみるんだね
具体的に動けば
具体的な答が出るから」 みつを
合掌。