ホーム > 社長ブログ > 「平野歩夢選手:年齢より密度」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「平野歩夢選手:年齢より密度」

「平野歩夢選手:年齢より密度」

毎日様々な人と話す。

それは経営者だったり

人材コンサルタントだったり

先輩やら後輩やらいろいろだ。

それぞれの人から多くの刺激や癒しをいただいている。

そんな毎日を過ごしながら

最近特に感じる事がある。

「人は年齢や経験年数では決まらない。

どれだけ密度濃く生きてきたか?

その方が重要だ。」

という事だ。

ボーッと10年過ごすのと

全力で必死の1年を過ごすのと

どちらが心身の筋肉をつくるか?

言わずもがなだ。

密度濃く人生を生きている人の話や態度には

自然と魅力が溢れ出てくる。

何度か挫折も経験しながら

勝つ事も覚えた人の話には

さりげない優しさが漂っている。

負ける事も大切だとわかっている。

さりげなく自分の事を話せる人が本物だ。

「平野歩夢選手」 が、その見本だ。

一方、ボーッと10年過ごしてきた人の話は

新鮮味がなく刺激を受けない。

ご本人はボーッと生きてきたつもりはないし

それなりの苦労もあっただろう。

しかし

「昔、あんなに輝いていた人がどうしちゃったの?」

と感じる事が時々ある。

仕方ないが寂しい。

元来、私は時代の変化や流行には無頓着で

良くも悪くも右往左往する方ではない。

時代と共に変わる事よりも

変わらない真理の方に重さがあると考えている。

実際、人間は哲学者を輩出したギリシャ時代以降

進歩していないどころか

精神的には後退したとさえ言われている。

しかし、未来は若い人たちが切り拓く。

北京オリンピックでの若い人達の活躍は素晴らしい。

小林陵侑、平野歩夢、鍵山優真など

これまでは

ベテランの羽生結弦選手や

ショーン・ホワイト選手が切り拓いた道なので

彼(彼女)らにも拍手を贈りたい。

しかし、若い人が先輩を超えてこそ

その競技の新たな進歩や進化がある。

進歩や進化のためには

ちゃんとバトンをつなぐ事が大切だ。

健全な世代交代や新陳代謝が不可欠だ。

クライアントの社長さんの中でも

尊敬できる人ほど

真面目に世代交代の準備をしている。

私自身も10年後を目処に

若い人にバトンタッチしたいと考えている。

それまでは

この業界の社会的評価を上げるために

頑張り続けたい。

「花はつねに

あたらしい枝に咲き

あたらしい枝は

からなず

ふるい幹から出る」                                   みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ