「トップコンサルタントは小さな約束を守る」
人材紹介コンサルタント適性があるか?
それはズバリ
電話でもメールでも
返信が速い人ですね。
返信が遅い人なのに
トップコンサルタントになっている人など
私の記憶の中では見た事が無いです。
即断即決できない場合は
「申し訳ありませんが
今夜一晩考えて
明朝までに返事をします」
という返信でも良いのです。
そして、約束通りに
翌朝に返事をくれればいいです。
そのような期限も切らず
だらだらと返事を延ばして
結局、こちらから再度プッシュしないと
何も返事をしない人は
人材コンサルタントどころか
ビジネスパーソンに向いてないです。
そもそも、相手との約束を守れないわけですから。
「スパッと決断できない」
「返事をすると言って返事をしない」
「期限を守らない」
挙句の果てに
「方向性が決まり次第、私から必ずお知らせ致します」
と、おっしゃっていた方が
何か月経過しても返事が無いので
「どうなりましたか?
無事に元の会社に戻れましたか?」
というメールを送っても
何も返事がありません。
それで、ご本人が幸せなら良いので
それ以上は追いかけません。
「ただ、人として約束した以上、返事はしましょう」
「小さい約束を守れない人はダメだ」
尊敬する元上司の口癖です。
この言葉を言い換えますと
「一事が万事」
という意味ですね。
「一つのことを見れば
他のすべてのことが推測できるということ。
また、一つの小さなことに見られる傾向が
他のすべてのことに現れるということ。」
という解説です。
約束を守れない人が
どのようにお客様や周囲の人たちの信頼を得て
どのようなビジネスをするのでしょうか?
「それは、お前が信頼されていないからだ。
相手がお前なんかとの約束は守らなくてもいいと思ってるからだ。」
と言う人もいるかもしれませんが
そんな世の中になったらオシマイです。
人は人と共存し
共に尊重し繫栄するために
「約束」 しているのです。
当然、どちらかが 「約束」 を守らなかった時は
それなりの社会的制裁が課されます。
生まれた時代や場所は違っても
人と人とは 「約束を交わし守る」 事によって
何とか社会を形成しているのです。
社会は危いものだからこそ
「約束」 を守らないといけません。
逆に、守らなかった場合は
それは 「自己否定」 につながると思います。
「誠意」 とは
まず 「約束」 を守る事です。
(先日、ご相談者から、下記のようなメールをいただきました)
お世話になっております。
先般、ご相談させていただいておりましたAです。
先日はお時間を頂戴してありがとうございました。
また、長らくご連絡できずに大変申し訳ありません。
先日もご指摘をいただき、私自身で反省も含めて考え直して転職活動をしておりました。
その上で、次にいく会社についても現在、内定をいただいている会社様で
決定をしようとしている状況です。
今後に関しては安易に転職せず、しっかりと頑張ろうと思います。
御礼とご報告をかねてご連絡差し上げました。
宜しくお願いします。
お役に立てなかったのに
きちんと最後にご連絡をいただき、ありがとうございます。
お人柄が現れますね。
益々のご活躍とご多幸をお祈り致します。
「やれなかった
やらなかった
どっちかな」 みつを
合掌。