「お客様の言いなりになるな？」

人材コンサルタント（キャリアコンサルタント）の理想って

どんな姿でしょうね？

・企業の要望に合致した人材を紹介すること。

・人材の要望に合致した求人を紹介すること。

・入社した人材が活躍し、企業の成長と変革に貢献し

双方が良かったと実感できること。

・その結果、企業からも人材からも　「ありがとう」　と言われて信頼されること。

しかし、ちょっと待ってください。

そもそも　「企業の要望」　と　「人材の要望」　を

そのまま鵜呑みにしても

うまく行かない場合が多いですよね？

お互いの要望がかみ合っていないとか

そもそも要望が現実的でないとか

そういうケースが多くて

要望を修正していただく提案をしなければいけない事が多いです。

この　「要望を修正していただく提案」　という部分が

まだまだ軽視されており

我々の課題だと考えています。

我々は　「コンサルタント」　ではなく　

単なる　「御用聞き」　になっていないだろうか？　という事です。

実際、企業の言いなりになってませんか？

「御用聞き」　になってしまうと

お客様の無いものねだりの要望に振り回されて

成約に至らないケースが多いですよね。

その反対に

業績の良いコンサルタントは

意識的に企業と人材に提案して

お客様の要望を修正しているから

高業績を上げられるという事です。

逆に、業績が悪いコンサルタントは

そもそも提案していないとか

提案してもお客様に受け入れられていないケースが多いです。

お客様も人間ですから

理性も感情もあって

その両面で認められないと

いくらこちらが提案しても

聞く耳を持っていただけない事も多いです。

提案内容が正しくても

お客様に嫌われたら受け入れられませんよね。

従って、端的に言うと

お客様に好かれるコンサルタントにならなければいけません。

では、どうしたら　「お客様に好かれるコンサルタント」　になれるのか？

それぞれのお客様のタイプに合ったスタイルで接するという事ですね。

短時間でお客様のタイプを見分けて対応するための営業研修もありますが

私は相手によって対応を変えるのは苦手です。

「そこまでやるならお金はいらない」　という感じです。

しかし、皆さんは私のようにはならない方がいいです。

私のように格好つけると損します。

皆さんは賢く粘り強く

個々のお客様のタイプに対応していただき

大人のコンサルタントになってください。

「ひとの世の幸不幸は　

人と人とが逢うことからはじまる　

よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。