「ケミストリーが合わない?」
・相性が良い。
・好きなタイプ
・社風が好き。
・カルチャーフィット
・ケミストリーが合う。
色々な言い方がありますね。
転職活動や就職活動において
企業の事業内容や規模
売上や利益
仕事内容や労働条件などは
意思決定する上で重要な要素です。
しかし、上記のような
ハード面の要素と同等に
多くの人が重視しているのは
「どんな雰囲気の会社で誰と一緒に働くか?」
という事ですね。
実際、想像以上に多くの人が
面接で出会った社長さんや
そこで働く社員の方々に魅力を感じて
転職先や就職先を決めています。
私自身も過去の就職・転職においても
「誰と一緒に働くか?」 という事を最重視して
決めてきました。
一日の大半を過ごす 「職場」 において
人間関係は何よりも大切だと
つくづく実感しました。
特に、従業員数の少ない企業では
社長さんをはじめ上司や先輩、同僚など
周囲の人たちと
良い人間関係を築けるかどうかが
最も重要なポイントです。
また、社員数が多い大企業であっても
そこで働く人たちに共通するタイプやカルチャーがあります。
・リクルートのカルチャー
・インテリジェンス(現:パーソルキャリア)のカルチャー
・JACのカルチャー
・パソナのカルチャー
・SMSのカルチャー
など、個々の会社によってカルチャーの違いは明白ですし
同じ会社の社員に共通するタイプもあるものです。
ですから、お互い波長が合って仕事がしやすく
社員のエネルギーが結集されて
急速に業績を伸ばす事もできます。
従って
少人数のベンチャー企業では尚更
全社員が同じ理念や経営方針を共有し
一丸となって仕事をしなければ
会社の急成長は期待できません。
弊社でも
小規模なクライアントをご紹介する時ほど
アナログでわかりにくい企業カルチャーと
ご紹介人材の志向・性格との
タイプマッチングに最も注力します。
特に、社長さんとケミストリーが合う人かどうか?
この点を最重視してマッチングします。
大規模なクライアントであっても
「この人は明らかにケミストリーが違う」
と判断した場合には
「多分、ケミストリーが合わないと思いますが応募されますか?」
と率直に伝えるようにしています。
特に、まだ若い社会人や就活中の学生さんにとって
入社した企業でどんな上司や先輩、同僚と働くかは
その後の職業人生を左右する大変重要な要素です。
極端に言えば
「誰と一緒に働くか?」
それだけを判断軸にして
転職先や就職先を決めても
あまり失敗しないだろうと思います。
それぐらい仕事というものは
人と人とのケミストリー(相性)で成り立っているものだという事を
あらためて痛感します。
その証拠に
一番多い転職理由も
「社内の人間関係の悪化」 ですから
本当に重要ですね。
就職・転職活動中の方は今一度
「どんな雰囲気の会社で
どんな人と一緒に働きたいのか?」
というケミストリーを重要視してみてください。
「そのときの出逢いが
人生を根底から
変えることがある
よき出逢いを」 みつを
合掌。