「上場企業創業者、●●さんの爆弾発言」
昔
リクルートのマネージャー会議の内容を
後輩から聞きました。
旧リクルートHR事業部の営業マネージャー会議です。
当時の営業部長はKさん
営業課長は大先輩のAさんと●●さんです。
K部長:「月末なのに部の目標まで3000万円足らないぞ。
おいA!!
お前の営業所だけで1000万円以上もショートしてる。
どうするつもりだ?」
A課長:「こんな月末まで来て 『どうするつもりだ?』 と言われたかてねー。
今月は済みません。
来月頑張ります。」
K部長:「来月頑張ります?
そんな事は聞いてない。
今月どうするつもりだ?」
A課長:「そんな殺生な。
無い袖振れと言われてもなー。」
K部長:「わかった。
A、お前、ベンツに乗ってるだろう?
あのベンツを売って埋め合わせろ。」
A課長:「そんな殺生な。
中古のベンツ売っても1000万円にはなりませんよ。」
●●さん:「ちょっと待った!!
Kさん、そんな事をAさんに言うなら
あんたの家を売りなはれ!!
あんたがAさんに言うてる意味はそういう事ですよ。
部が3000万円足らないなら
部長のあんたが自分の家を売ったらええやん。」
K部長:「なんだと?
もう1回言ってみろ!!」
●●さん:「そやから、あんたが自分の家を売りなはれ。」
K部長:「お前、誰に向かってそんな事を言ってるんだ!!」
A課長:「まあまあ二人とも。
私がご迷惑をかけて済みません。
来月頑張りますので
何とか勘弁してください。」
●●さんが言った事は正しいと思うが
いくらオープンでフラットな風土のリクルートでも
上司のK部長にここまで言うとは凄い。
さすがに、●●さんは
リクルートに長居するつもりはなかったようだ。
その後、退職し独立起業。
創業した会社は上場も果たし大きくなった。
現在は社会貢献活動をされながら
悠々自適の生活を送られている。
凄い人だ。
「自分が自分にならないで
だれが自分になる」 みつを
合掌。