「履歴書の特技・趣味は重要です」

弊社にご相談いただいている

人材コンサルタントの皆さんは

シニアコンサルタントやマネージャーの方が多いので

「履歴書の特技・趣味」　の欄に

何も書いていない方が少なくありません。

「だって、昔の話ですから・・・。」　

と、皆さん、おっしゃいます。

しかし、これって大きな損です。

社会人歴が長いから

ベテランコンサルタントだから

「仕事以外の特技・趣味なんて関係ないだろう」

と、軽視されている方が多いですが

ちゃんと書かないと本当に損します。

私が面接官であれば

「特技・趣味」　の欄に何かが書かれてあれば

「おもしろい特技・趣味だな。何でだろう？」　とか

「おー、自分と共通の趣味だ。親近感がわくな。」　とか

「こんな特技や誇れる実績があって凄いな！！」　とか

「主将だったんだ。リーダーシップがありそうだな。」　とか

「一つの事を長く続けていて素晴らしいな。」　とか

「バックパッカーで世界各国を放浪したんだ。」　とか

そんな事から、相手のお人柄を想像します。

そして、面接の最初は

「特技・趣味」　に関する質問をして

アイスブレイクするのと同時に

相手の人の素の部分を知りたいです。

「人に歴史あり」　ですから

「へー、若い時に

特技や趣味で、そんな貴重な経験をして

そこで恩師や同僚や後輩との出会いがあって

その後の人生の選択につながったんだな。」

というように

人生の背景を垣間見る事ができます。

従って

就活中の学生さんや

まだ若い２０代の社会人の皆さんはもちろん

シニアコンサルタントやマネージャー経験者など

社会人歴の長い皆さんにも

「特技・趣味」　の欄を

是非とも丁寧且つ具体的に

書いていただきたいです。

逆に

学歴や職務経歴ばかりの

淡々とした質疑応答では

人生の背景を共有する事ができず

面接の意味が半減します。

私であれば

そんな乾いた面接をする会社や面接官には

全く魅力を感じませんし

内定しても辞退します。

「人生の背景や人柄を知ろうとする質問をしない」

このような会社は

面接だけでなく

業績や社風にも余裕が無くて

だいたい短期離職率が高いです。

逆に

採用が上手な社長さんは

学歴・職歴よりも、特技や趣味の話を中心に質問されます。

そして、採用後の定着率も極めて高いです。

「応募先の企業がどんな面接をするのか？」

という事によって

ケミストリーが合うのか？　合わないのか？

かなり感じられると思いますので

それによって、失敗転職を減らす事ができます。

自分の性格に合った会社を選びましょう。

「そのときの出逢いが

人生を根底から

変えることがある

よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。