「未経験者しか採用できない」
今年は特に
新規企業様からの
人材コンサルタント採用のご依頼が
急増しています。
しかし、それと同時に
「人材コンサルタント経験者が採用できない。
未経験者しか採用できない。」
という声も寄せられています。
特に、最近、人材紹介業に
新規参入した企業は大変です。
多くの場合
本業は別にあって
副業の一つとして
「人材紹介事業にも一応取り組んでみたい」
という中途半端な姿勢が感じられるからです。
人材紹介事業というものは
そんな片手間で立ち上がるような
簡単なものではありません。
事業というモノは
「あれもこれも」 では
何も立ち上がりませんし
軌道に乗りません。
例えば
現在のパーソルキャリア様(旧:インテリジェンス)が
なぜ成功したのか?
求人広告の代理店事業や
人材派遣事業から
明確にシフトチェンジして
人材紹介事業を主軸として注力すると
内外共に宣言して
大胆に舵を切ったからです。
その思い切った方針転換によって
採用できる人材レベルも上がったでしょうし
収益率も上がるという
グッドスパイラルも生まれたでしょう。
従って
「人材コンサルタント争奪戦」 が起きている現在
優秀な即戦力人材を採用したいのであれば
思い切った覚悟と投資が必要です。
それができないのであれば
素質の良い未経験者を採用して
丁寧に手間暇かけて育成すれば
1年後には、それなりの戦力になります。
中途半端な経験者より
意欲や素質の高い未経験者を採用して
育成する企業の方が成功する確率が
遥かに高いです。
従って
未経験者を育成できる人材紹介会社には
経験者採用より
未経験者採用をお薦めします。
しかし、そんな時間や余力が無いエージェントは
経験者を採用するしかありませんので
それなりの好条件を用意してください。
好条件とは
単に年収だけの事ではありません。
・優れた上司やリーダーがいる。
・成長を実感できる経験を積める。
・自由度の高い働き方ができる。
・生活に不安が無いレベルの固定給が保証されている。
・固定給に加えて、やればやっただけのインセンティブもある。
・細かいKPI管理など、子供扱い的なマネジメントをされない。
従って
自己管理をしながら
勉強を欠かさず
仲間とも切磋琢磨しながら
顧客にしっかり向き合い
結果を出す。
このような
自律した人材が求められています。
そして、そのような経験者を採用したい企業には
それなりの覚悟と投資が不可欠です。
「いちずに一本道
いちずに一ツ事」 みつを
合掌。