「デジタル領域シフトは正解か?」
あっちを見ても
こっちを見ても
「DX」 という言葉を
目にしない日はありません。
そこで、多くの人材紹介会社が
「デジタル領域」 に注力しています。
特に、大手や準大手の人材紹介会社では
多くの人材コンサルタントを
「デジタル領域」 に配属しています。
ただ、そうしたからと言って
簡単に業績は上がらないようです。
その理由は何か?
やはり、過当競争で
デジタル人材争奪戦が繰り広げられている事が
背景にあるようです。
ある準大手の人材紹介会社の人事部長は
「デジタル領域には勝者がいないので
当社はあえて、その競争に参入しません」
と、おっしゃいました。
先日も
ある人材紹介会社の
「デジタル領域」 の部門長さんから
「どこかうまく行っている会社はありますか?」
というご質問をお受けしました。
「私もよくわかりません。
ターゲット層は違うでしょうが
フォースタートアップスさんとか
ギークリーさんとかでしょうか?」
と、お答えしました。
簡単に言うと
求人と人材との需給バランスが
大きく崩れているという事ですね。
「デジタル人材が圧倒的に不足していますから
真夜中でも土日でも
スカウトメールを打てる体制がある会社でないと
無理ですよね」
と申し上げたら
部門長さんも
「ははは、そうなんですよね」
と、笑われていました。
過当競争の領域で勝ち残るためには
それなりの戦略・戦術・体制を整えて
戦いに挑むしかありませんね。
どの人材紹介会社も必死ですので大変です。
しかし、あまりに頑張り過ぎると
健康を害する恐れがありますので
くれぐれもお体に気をつけてください。
「生きているうち
はたらけるうち
日のくれぬうち」 みつを
合掌。