「あまりに無知で爆笑された」
今日は
大変おしゃれなAさんとの面談での笑い話です。
Aさんは
世界的な一流ファッションブランドの
店長補佐としてご活躍されていました。
しかし、私がブランドやファッションに無知なので
恥ずかしい面談になってしまいました。
私:「Aさんが働かれている有名ブランドは
無知な私でも、さすがに聞いた事があります。
ただ、あまりに高価なので、買ったことはありませんが。」
Aさん:「武谷さん、もっと高級なブランドもありますよ。」
私:「そうなんですか。
お洒落なお金持ちが買うんですね。
ところで、Aさんは、どうして人材紹介業に関心を持ったんですか?」
Aさん:「今後のキャリア形成に関して悩んでいる時に
スカウトメールをいただいて
『人材紹介業っておもしろそうだな』 と感じたんです。」
私:「へー、順調に見えますが、悩んでいるですね?」
Aさん:「そうですね。
有名ブランドだけにイタリアからの圧力が強く
自由度が少ない所があります。
その点、人材コンサルタントの仕事は
かなり自由度が高いように思いました。」
私:「確かに自由度は高いですが
Aさんは、そもそもなぜ今の会社に就職されたんですか?」
Aさん:「元々ファッションに興味があって
学生時代に『 トゥモローランド』で働いていたんですよ。」
私:「え、『トゥモローランド』 って
ディズニーランドで働いていたんですか?」
Aさん:「えー、ははははは!!
違います、違います。
『トゥモローランド』 というブランドがあるんですよ。」
私:「え、ディズニーランドではなくて?」
大東:「ちょっと!!
横で聞いてて、もー我慢できない。(笑)
『トゥモローランド』 は有名なんだよ!!
本当に武谷はブランドやファッションに無知で
申し訳ございません。」
私:「へー、ディズニーランドではなくて
有名ブランドなんだね?」
大東:「誰でも知ってるよ。
Aさん、本当に無知で申し訳ございません。」
私:「Aさん、申し訳ございません。
そんなディズニーランドみたいなブランドがあるとは
全く知りませんでした。」
Aさん:「いいえ、久しぶりに爆笑しました。(笑)
益々、人材コンサルタントの仕事に興味がわいてきました。」
お恥ずかしい話です。
その後、Aさんは、人材紹介会社に内定されたのですが
深く再考された結果
他の高級ファッションブランドの会社に転職されました。
その後、Aさんから丁寧なメールをいただきました。
Aさん:「武谷さん、この度は相談に乗っていただき、大変ありがとうございました。
結果としては、武谷さんのお世話になる事ができず
ファッションの世界に戻ってしまいましたが
個人的に、武谷さんのファンになりましたので
業界の垣根を越えて
今後とも宜しくお願い致します。」
「一生勉強
一生青春」 みつを
合掌。