「やばい会社を経験した人は内定する」
「やばい会社」 とか 「めっちゃ厳しい会社」 とか 「ブラック企業」 とか
呼び方はともかく
そういう会社の共通点をあげてみましょう。
・荒稼ぎで急成長している企業である。
・大量採用で急激に社員を増やしている。
・ハードワークで毎年、多数の社員が退職するが反省しない。
・労基法や職安法、個人情報保護法に抵触するなど、コンプライアンスに課題がある。
・規模拡大のみを目的としており、社会貢献などの経営理念が社内に浸透していない。
このような会社って
その時代その時代で
必ず存在しますよね。
少し前のクリスタルとか
グッドウィルとか光通信とか
昔のリクルートやインテリジェンス(現:パーソルキャリア)
今は大手と言われている人材派遣会社も
創業当初は似たようなものだったかもしれません。(笑)
しかし、急成長企業が出て来ないような社会では
経済発展もしないし
新たなサービスや雇用も生まれないし
元気がなくて全然ダメですよね。
急成長企業というのは
既存の社会や経済の枠組みを壊そうとして
とにかくチャレンジしているわけです。
そのチャレンジやエネルギーは
旧い社会や経済的価値観に対して
「一石を投じる」 という意味で
貴重だと考えています。
ある程度大きくなると
リクルート事件のように
社会的に必ずたたかれる時が来ますが
それを乗り越えれば
新たな地平線が見えてきます。
そこで
「やばい会社を経験した人は内定する」
という、今日の本題です。
人材紹介コンサルタントの仕事をしていますと
当然ながら、不特定多数の方々とお会いしますので
その中には、時々
「やばい会社」 に在籍されている方や
以前、在籍されていたという方も
ご相談にお越しになります。
興味津々で
そんな方々とご相談させていただいた結果
私が感じる事が幾つかあります。
・反骨心と行動力があるな。
・目標達成絶対という刷り込みがされているな。
・経営者は問題かもしれないが、現場の社員は素直で純粋だな。
・過酷な環境を経験したので、転職先が良い会社に見えるだろうな。
・その結果、活き活き元気に働き、結果を出すだろうな。
・今こそ、こんなスパイシーな人材が必要だ。
・転職によって、この人は必ず今より幸せになれる。
実際、「やばい会社」 「めっちゃ厳しい会社」 で
結果が出るまで頑張れた方々は
転職後、必ずと言って良いほど
成功されています。
だから、「やばい企業」 ほど
「人材輩出企業」 と言われるのです。
その場その場の環境で
前向きに精一杯頑張れば
「努力は必ず報われる」
という言葉は本当だと思います。
腐らず毎日を懸命に生き抜きましょう。
「わたしは
今日の一日を
大事に
生きたろうか」 みつを
合掌。