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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「自分を責めすぎるな」

「自分を責めすぎるな」

コロナの影響もあって

昨年は業績が下がってしまい

自信を無くしている人材コンサルタントの方も

数多くいらっしゃいます。

国民性でしょうか?

日本人には自責性の強い人が多い気がします。

傾向的に謙虚な人が多く

自分の強みはあまり主張しませんし

それほど強みとも思っていなかったりします。

むしろ、自分の弱みや努力不足を責めてしまう。

他人と比較してしまい

自分に完璧を求めてしまう。

そんな性格の人も少なくない気がします。

個人的には、こういう謙虚な人は好きです。

しかし、このように自責性の強い人が

転職を考えたり

面接に臨まれた際には

その性格がネックになるケースもあります。

実際、面接官からも

「謙虚で礼儀正しくお人柄は良いのですが

少し自信がなさそうに見えました。

それなりに実績も上げて来られているので

自信を持って取り組めば大丈夫だと思いますが

あまり自責性が強すぎると

内向的になって殻にこもってしまうかもしれませんので

その辺が心配です。

この世の中、そんなに完璧な人はいませんので

良い意味で自分に寛容になった方がいいと感じました。」

というように、心配されてしまう事があります。

「大胆かつ繊細に」 という言葉がありますが

そんな簡単に使い分けたり

うまく立ち回れる人は少ないです。

多くの人は

調子が悪い時があったり

急な環境変化への対応が遅れたりで

1年ぐらい業績不振になる事もあります。

更に、明らかに環境の責任によって

本来の実力が発揮されていないケースもあります。

例えば

・会社や組織の方針が混迷している。

・コロコロ方針が変わり、短期間で人事異動させられている。

・上司や周囲のコンサルタントも大勢退職してしまった。

・所属部署や周囲のコンサルタントは、全然目標達成していない。

・そんな環境でも、自分の業績は部署内1位である。

・担当業界や担当企業が、コロナ禍で大打撃を受けた。

というようなケースです。

このようなケースは客観的に見て

「全て貴方個人の責任だ」

とは言えませんよね。

「100%やったのか? やりきったのか?

他に方法は無かったのか?

本当に自分より環境の責任だと言えるのか?」

と、面接でそこまで突っ込まれたら

普通の人は凹んでしまって

「やっぱり、私はダメなんだ。

今の私では通用しない。」

と、一層自信を失ってしまいます。

私の役割としては

・自責と他責とを客観的に整理して共有する。

・自信を失っている人の長所を認識して共有する。

・自信を持って面接に臨めるようにアドバイスする。

という事です。

自分ばかりを責めすぎないで

前向きに考えて動きましょう。

「まだまだダメという自己否定

これでいいという自己肯定

両方必要だね」                                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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