「リモートワーク推進でオフィスを不要にする」
先日、弊社クライアントの役員の方から
中期事業計画と今期事業計画及び採用計画に関して
オンラインでご説明いただきました。
私:「ご無沙汰しており、申し訳ございません。
先日はコロナ禍にもかかわらず
X様をご採用いただき
誠にありがとうございました。」
役員:「ご無沙汰しております。
採用に関しては
しばらくおとなしくしていましたが
今期の事業計画を達成するためには
そもそも人材コンサルタントが足りないという事になりました。(笑)」
私:「コロナ禍で大きな変化があったでしょうが
ご採用活動が本格的に再開となり
私としても嬉しいかぎりです。」
役員:「そうですね。
組織としては市場の変化に対応して
IT・デジタル領域に重点シフトしました。
数十名の人材コンサルタントに異動してもらいました。」
私:「確かに、DX、AI、5Gとか
そんな文言を見ない日はありませんね。」
役員:「ただ、IT・デジタルに注力すると言っても
他の領域もしっかりやっていきますよ。
ですから、全領域で人材コンサルタントを採用します。」
私:「承知致しました。
ところで、中期・短期の目標としてはいかがでしょうか?」
役員:「2025年に●●億円ですね。」
私:「そうすると、今期は〇〇億円ぐらいですか?」
役員:「いいえ、それよりも控え目な計画です。
売上よりも生産性重視でFEE単価を上げます。
そのためにも、スキルマッチングは当然として
『将来目指す姿を共有するマッチング』に注力します。」
私:「なるほど。
そのための経験者採用ですね?」
役員:「そうです。
最近の人材コンサルタントの転職市場はいかがでしょうか?」
私:「大きな動きは昨年起こりました。
異業界や異職種に転職した人。
同業界内で動いた人。
現職に留まった人。
未だ様子を見ている人。
それぞれですが一旦落ち着きを取り戻しています。」
役員:「そんな転職市場の中で当社は戦えますか?」
私:「戦えます。
御社には独特の魅力や優位性があります。
①理不尽な事を社員に要求しない経営方針の合理性。
②コロナ前からいち早くリモートワークを導入するなどの先進性。
③実力主義で社員の業績を正当に評価し還元する透明性。
④同時に温かみのあるカルチャーを維持している。
⑤短期だけではなく中期経営計画を示し、社員に希望を与えるビジョン経営。
⑥成熟していないからこそ、これからが楽しみな成長性。
そういう会社は、ありそうでなかなかありません。」
役員:「そんな良い事ばかりではありませんよ。
常に課題山積です。
リモートワークのメリットもデメリットもあります。
対面の方が得意とか、関係ないとか、人にもよりますが
対応できている人も、そうでない人もいます。」
私:「それでも、リモートワークを推進されていますよね?」
役員:「はい。
極力オフィスに出勤する社員を減らすために制限を設けています。
どうしても出勤する場合は、上司の承認が必要です。」
私:「そこまで徹底されている人材紹介会社はほとんどありません。」
役員:「そうでしょうね。
当社のリモートワークにも色々な課題はありますが
それを克服していく事が大切だと考えています。」
私:「リモートワークの推進は益々重要テーマだと思います。
リモートワークの進化によって
様々な家庭事情・個人事情を抱えている人たちが
柔軟性高く働けるようになると考えています。」
役員:「そうですね。
近い将来は、オフィスが必要ない会社が増えるでしょう。」
「コロナが収束すればオフィスに出勤する人が戻る」
と、おっしゃる方も多いですが
私はそうではないと想像しています。
私自身、長年の在宅ワーク経験から実感している結論です。
個人的には 「飲み会」 など
対面でのコミュニケーションが好きなので
それはそれでコロナ収束後に復活しますが
仕事に関しては臨機応変、生産性重視で
ニューノーマルを目指します。
「柔軟心
やわらかいあたま
やわらかいこころ
わか竹のような」 みつを
合掌。