「パーソルとＪＡＣの決算」

先週、パーソルホールディングスの３Ｑ決算と２０２１年３月期予想

ＪＡＣリクルートメントの２０２０年１２月期の通期決算と今期業績予想が

発表されました。

<決算>
パーソルHD
３Ｑ 営業利益 21.5%減(223億円 4―12月連結)
2021/03予想 (250億円)
≪連結≫ 単位:百万円

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期初日 | 2020/04/01 | 2019/04/01 | 2020/04/01
～期末日| ～2020/12/31 | ～2019/12/31 | ～2021/03/31
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| (20/12) 前年 | (19/12) 前年 | (21/03)
| ３Ｑ実績 同期比| 前年同期 同期比| 通期予想 前期比
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売上高 | 703,838 -2.4%| 721,160 5.2%| 940,000 -3.1%
営業利益 | 22,308 -21.5%| 28,403 -11.4%| 25,000 -36.0%
経常利益 | 24,701 -14.1%| 28,748 -10.7%| 27,000 -31.4%

b. Career SBU

本セグメントは、顧客企業の正社員の中途採用活動を支援する人材紹介事業、

求人メディア事業等を展開してい ます。

当第３四半期連結累計期間における売上高は、43,310百万円（前年同期比32.2％減）、

営業損失は、328百万円 （前年同期は営業利益10,367百万円）となりました。

売上高は、人材紹介事業で、COVID-19感染拡大に伴う先行きへの懸念から、

企業の採用に対する慎重姿勢が継続 したことに加え、

「an」事業の終了（2019年11月）により減収となりました。

利益面は、マーケティング費用や人員の再配置による人件費等、

コスト削減に取り組んでまいりましたが、減収により、営業損失となりました。

⇒　今期にウミを出し尽くして、来期は反転攻勢に出ると思われます。

<決算>
ＪＡＣＲ
通期 営業利益 15.6%減(51.38億円 2020/12連結)
2021/12予想 1.5%減(50.59億円)
≪連結≫ 単位:百万円
３．2021年12月期の連結業績予想（2021年１月１日～2021年12月31日）
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期初日 | 2020/01/01 | 2021/01/01 | 2021/01/01
～期末日| ～2020/12/31 | ～2021/12/31 | ～2021/06/30
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| (20/12) | (21/12) | (21/06) 前年
| 実績 前期比| 次期予想 前期比| ２Ｑ予想 同期比
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売上高 | 21,614 -10.6%| 22,463 3.9%| 11,725 -2.6%
営業利益 | 5,138 -15.6%| 5,059 -1.5%| 2,804 -16.1%
経常利益 | 5,196 -14.7%| 5,083 -2.2%| 2,798 -16.6%
尚、事業別・業界部門別に示すと、以下の通りであります。
事業・業界部門 売上高（百万円） 前年同期比（％）
１．国内人材紹介事業
・電気・機械・化学業界 6,461 　85.2％
・消費財・サービス業界 4,269 　85.3％
・メディカル・医療業界 3,524 　99.5％
・ＩＴ・通信業界 3,039 　112.0％
・金融業界 1,986 　102.8％
・その他 113 　159.5％
国内人材紹介事業 計 19,394 　93.0％
２．国内求人広告事業
・国内求人広告事業 計 228 　65.8％
３．海外事業
・海外事業 計 1,991 　66.9％
合 計 21,614 　89.4％
⇒　2020年の売上21,614百万円に対して、
　　2021年の予想が22,463百万円 3.9%増　というのは
　　相当控えめな目標です。
　　本音の目標は２４０億円ぐらいを目指して
　　パーソル同様、反転攻勢に出ると思われます。
両社とも経営資源の再配置や組織改変を進め
手堅く利益を確保しており
重点分野での採用活動も活発です。
今年2021年はコロナ禍の影響が残るでしょうが
2022年には高業績が期待できるのではないでしょうか。
まさに踏ん張り所です。
「永遠の過去
永遠の未来
　その間の一しゅんのいのち
　いまここに生きて
　あたらしき春に逢う
　ありがたきかな」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを
合掌。