「無礼な面接官?」
人材紹介会社の面接では少ないケースですが
運悪く
無礼な面接官が出てくる事も
皆無ではありません。
先日、面接を受けられたAさんから
下記のような
怒りのメールを頂戴しました。
武谷様
いつもお世話になっております。
Aです。
面接官の皆さんは、1人も私の会社のことを知らなかったんです。
私の会社のことは人材関連の仕事をする前から(設立当初から)知っていた私の感想なんですけど。
全員勉強不足だし、それこそ熱量が足りない。
国の動き、金融機関の動き、潜在的な競合、今後の打ち手等、
少しでも考えていたら存在くらい知っているとは思いました。
今回の皆さんは経営者とDX、IPO、MA、事業承継、資本政策、ガバナンス、人事制度等、
どこまで対話できますか?真剣に学んでいますか?
出来るとは思えないです。
何百人もの経営者と経営戦略を対話してきた私なのですが?
経営課題の最大の解決は優秀な人材を採用することという信念が出来たから、
それに従事したいという志望理由以外に語るものはありません。
自分がどうなりたいというより、企業が成長していく姿が見たいんです。
自分がどうなるかなんて結果が後からついていくだけなんで考えても仕方ないと思っています。
そんなの考える時間あったら目の前の経営者さんのために頑張りたいですし、勉強したいんです。
私のこと知っている企業様たちは、
私のビジョンだったり熱い想いを自社で体現して欲しいと言ってくれたりします。
熱すぎて受け止めきれないかもとも言われたりするので、
強い志望動機を感じないと言われて困惑しています。
●●さんなんて途中からPCいじっていたし、態度良くないですね。
入社したい理由なんてPCいじっている人間の前で語れないでしょ。
…毒を吐きましたが忙しい時期にSPI受けさせられたり、
すごいスピードで面接をねじこまれたりしたので疲れたんですよね。
武谷さん、ありがとうございました。力不足で申し訳ございません。
以上。
面接の途中で
応募者に関心を失い
露骨に態度に表すというのは
言語道断です。
面接官という以前に
人材紹介コンサルタントとして
失格だと考えます。
そんな失礼な面接をすると
結果として
企業としての評判を落とします。
今回のAさんにとって
一次面接における社長さんの印象が
理知的且つ紳士的で
大変良かっただけに
二次面接があまりに残念です。
今後は
適格な面接官を選んでいただき
面接の進め方も
社長さんからご指導いただきたいと存じます。
御社のためにも
何卒宜しくお願い致します。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが逢うことから
はじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。