「市場を鳥瞰し先手を打てば業績は上がる?」
先日も
ご相談にお越しになった
優秀な人材コンサルタントのAさんと
ご相談しました。
Aさん:「次の面接が山場という事ですが
どんな質問をされるのでしょうか?」
私:「業績を上げるためのシナリオを
リアルに語れるかが焦点です。」
Aさん:「今以上の業績を上げるためには
具体的に何をするかですね?」
私:「その通りです。
長期間安定的に業績を上げるためには
コアとなるクライアントづくりが必要ですよね?」
Aさん:「そうですね。
新たなコアクライアントをつくる事が
今後の課題だと考えています。」
私:「そのための構想や戦略を
次回面接で話せるように
準備してください。」
Aさん:「わかりました。
準備したら事前に見ていただけますか?」
私:「もちろんです。
お手数ですが、宜しくお願い致します。」
それからわずか2~3日後
Aさんから
「新たなコアクライアントを創造するための構想」 を
メールで頂戴し
拝見させていただきました。
下記、その後、私がAさんに送ったメールです。
A様
お世話になっております。
ご連絡をいただき、ありがとうございます。
ここまで業界を鳥瞰されていらっしゃれば、
いきなり、●●●社までは行かなくても、
それに次ぐようなコアクライアントは
作れるだろうと、素人ながらに感じました。
面接で具体策を質問された時、
この構想を簡潔に話されれば、
大変説得力が増すと思います。
私は全く違和感を感じませんし、
むしろ、大変勉強になりました。
ありがとうございます。
これで大丈夫だと思います。
自信を持って
次回面接に臨んでください。
武谷 広人
Aさんのプランを拝見して
あらためて市場を鳥瞰する事の
大切さを感じました。
市場を鳥瞰し
変化やその時々の流れを捉えて
次の流れを予測し
先手先手でアクションを起こす。
クライアントにも
キャンディデートにも
新鮮で旬なご提案をする事によって
「このコンサルタントは頼りになるな」
と、思っていただけます。
その結果
新たな成約が重なり
新たなコアクライアントができます。
市場を鳥瞰し変化に対応する事よって
毎年、安定した業績を生み出す事ができます。
仮に、X社様の勢いが弱くなっても
次なるY社様やZ社様が
新たなコアクライアントとなり
毎年、高業績を上げる事ができます。
それができるようになれば
いかなる時も怖いものなしです。
「Think Globally、 Act Locally」 という言葉がありました。
「地球規模で考え、足元から行動せよ」
というような意味のようですが
市場を鳥瞰しながら
具体的なアクションを実行するという意味では
考え方が似ているかもしれません。
採用市場はマーケティングの世界ですから
おもしろいですね。
「花はつねに
あたらしい枝に咲き
あたらしい枝は
かならず
ふるい幹から出る」 みつを
合掌。