「菅官房長官の面接対策?」
昨日は
面接に進まれるAさんと
久しぶりに面接対策を
実施しました。
元々、面談の段階から
「Aさんは、しっかりされているから大丈夫だろう?」
と感じていました。
その理由は一つです。
私:「Aさんは、その時、なぜそうしたのですか?」
Aさん:「それは、●●●だからです。」
というように
質問に対する回答が
シンプルでクリアだからです。
しかし
Aさんが今回面接に臨まれる会社は
新規クライアントであり
私にとっても
初めての面接なので
念のために
面接対策を実施しました。
そして
昨日の面接対策での
Aさんのご対応は素晴らしいものでした。
私からアドバイスする事は
ほとんどない応答でした。
ただ、一つだけ
「Aさんのエネルギーの源泉は何だろう?」
と、個人的な興味がわきました。
その答は
尊敬するお兄さん(武道で関東大会優勝)の存在と
青春時代の部活での
成功体験にありました。
Aさん:「非常に弱い部に入りましたが
そのまま負けたくなかったので
兄のように
誰よりも早くから遅くまで練習して
最終的に結果を出しました。」
そのエピソードを伺い
「うーん、なるほど」 と
私も腹落ちしました。
私:「その事こそ、面接で話した方がいいですよ。」
Aさん:「ビジネスの話ではありませんがいいのですか?」
私:「人間の基礎的性質は
中学生ぐらいまでにつくられるそうです。
その経験が
Aさんのエネルギーの源泉になっていませんか?」
Aさん:「そう言われますと
あそこまで 『やり切った』 という事が
今の自信になっていると思います。」
私:「それは誇れる経験だと思いますよ。
私にはAさんほど
『やり切った』 と言える経験はありません。
Aさんは、若い頃の菅官房長官みたいですね。
どうか自信を持って
面接に臨んでください。」
Aさん:「ありがとうございます。
何だか自信と元気が出て来ました。
頑張ります!!」
青春時代に
何かに打ち込んだ経験というモノは
大変貴重だと考えています。
「誰よりも早くから遅くまで練習して結果を出す」
まさに、菅官房長官みたいです。
政治もビジネスも同じですね。
相手がある事なので
100%合格とは言えませんが
Aさんは80%合格されると思います。
もし、Aさんが不合格になったら
このクライアントにご紹介できる人は
しばらく見つからないでしょう。
「一とは原点
一とはじぶん」 みつを
合掌。