ホーム > 社長ブログ > 「それは私のセリフです?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「それは私のセリフです?」

「それは私のセリフです?」

妻が

オンライン帰省をしたいと思い

大分県に住んでいる

78歳の父親に

「iPad」 を購入して送りました。

妻は

丁寧に大きな文字で

「iPad」 の取り扱い説明ノートを作成し

それも一緒に梱包して

父親に送りました。

それでも

スマホやPC未経験の父親には

何をどうしたら良いのか

わからなった様子です。

そこで、父親は一昨日

長く経営していたお店の元社員の

A子さんを呼んで

一緒に悪戦苦闘した様子です。

ところが

二人で 「iPad」 を触っている内に

「Siri (音声ガイダンス機能)」 が

立ち上がってしまったようです。

iPad:「何か御用でしょうか?」

父親とA子さんは

「iPad」 がしゃべり始めたので

益々どうしたら良いのか

わからなくなりました。

そこで、二人は困って

妻に電話して来ました。

A子さん:「利恵ちゃん、何かしゃべりだしたけど

       どうしたらいいやろうか?」

妻:「えー、しゃべりだした。

   何をしゃべっとると?」

A子さん:「『何か御用でしょうか?』 とかしゃべとるよ。」

iPad:「それは私のセリフです。」

妻は電話越しに

「iPad」 の

「それは私のセリフです。」

という言葉を聞いた瞬間から

笑いが止まらなくなりました。

しかし、笑いながらも

電話のやり取りは続きました。

妻:「それじゃあ、一旦電源をオフにしてみて。」

A子さん:「わかった。」

妻:「じゃあ、またオンにしてみて。」

A子さん:「わかった。オンにしたよ。」

iPad:「何か御用でしょうか?」

A子さん:「また、『何か御用でしょうか?』 としゃべりだしたよ。

       どうしたらいいんやろうか?」

iPad:「それは私のセリフです。」

妻は再度、電話越しに

「iPad」 の声を聞いて

益々笑いが止まらなくなりました。

結局

父親とA子さんはあきらめて

ドコモショップに 「iPad」 を持って行って

店員さんに教えてもらう事になりました。

私:「あんなに丁寧な取扱説明ノートを作ったのにね。」

妻は、すっかり壺にはまってしまった様子で

ずっとゲラゲラと笑っていました。

いやー

「それは私のセリフです。」 と

コンピューターから

人間が叱られる時代になりましたね。

「つまづいたって

いいじゃないか

人間だもの」                                     みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ