「リクルート株は強し?」
8月26日(水)に
リクルートホールディングスの
第1Q(4~6月)の決算が発表されました。
さすがにコロナの影響は大きく
・売上:前年比20.0%減
・営業利益:62.6%減
と想像通りで
上場以来初の大苦戦でした。
過去は
人材系事業が悪ければ
販促系事業が補い
販促系事業が悪ければ
人材系事業が補うという
補完関係があったと思います。
しかし、今回は両事業とも
同時にダメージを受けましたので
心配しておりました。
それでも、厳しい決算に対して
昨日の株式市場では
下記のように
リクルート株が急騰しました。
リクルートHが急騰、第1四半期は大幅減収減益もアク抜け感
株式新聞
リクルートホールディングス<6098.T>が急騰。
26日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の
連結業績(IFRS)は大幅な減収減益だったが、アク抜けの動き。
株価は前日比268円高の4038円まで値を上げている。
21年3月期第1四半期は、売上収益4754億8800万円(前年同期比20.0%減)、
営業利益266億7100万円(同62.6%減)。
全体的に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、
セグメント利益は、「人材派遣」は198億6700万円(同0.2%増)と増益を確保したものの、
「HRテクノロジー」が78億5600万円(同59.4%減)、
「メディア&ソリューション」が273億6800万円(同45.4%減)となって重しとなった。
しかし、これら3事業において7月の売上が6月を上回り、
「HRテクノロジー」、「メディア&ソリューション」においては
減収率が7月から改善していることが業績回復への期待を強めた様子。
上記のように
第1Qで底を打ち
第2Qの7月からは
業績回復の兆候があるようです。
まだまだ予断を許しませんが
お世話になった古巣であり
業界のトップランナーとして
踏ん張っていただきたいと思います。
しかし
大幅な減収減益とは言っても
四半期の売上が4754億円、営業利益が266億円とは
桁違いに大きいですね。
私ごときが
論評する立場にありません。
「批判はしたけれど
自分にできるだろうか」 みつを
合掌。