「求人は無数にあるから大丈夫?」
コロナ禍ではありますが
皆さんの会社にも
毎日、新しい求人依頼があるでしょう?
確かに
難しい求人も多いですが
この時期の新規求人は有難いですね。
しかし、思い出すと
リーマンショック時のように
「求人数が激減して困り果てる」
という状況ではありません。
不景気と言っても
世界中の全ての企業の
業績が悪いというわけではありません。
理由は当り前ですが
・コロナに影響されない領域の企業がある。
・むしろ、コロナをチャンスとして、業績の良い企業がある。
・豊かな内部留保を頼りに、未来を見据えた採用を続ける企業もある。
というような感じでしょうか?
そして
何より私が安心しているのは
2008年・2009年のリーマンショックによって
人材紹介業界の多くのエージェントが
「学習して筋肉質になった」
という事です。
今も水面下では
業績不振者を退職に追い込むという
実質的なリストラをやっている
エージェントもあります。
ただ、その規模は
リーマンショック時のような
大きさではありません。
あの時の大手は
数百人規模の希望退職を実施していましたし
20~30人の中小エージェントに訪問してみたら
「社長と専務だけになっていた」
という、悲惨な事例もありました。
今回も
リーマンショック時を知らないエージェントは
同じ失敗をする可能性がありますが
リーマンショック以前からやっているエージェントは
普通、同じ失敗はしないと考えています。
とにかく
生き残るためには
筋肉質なエージェントにする事です。
加えて
新規求人開拓に注力し
スピーディーに
適性の高い人材をご紹介するという
当り前の事を実行すれば
経営が揺らぐ心配はありません。
皆さん、今こそ落ち着いて
付加価値の高い仕事をしましょう。
「そのとき
どう動く」 みつを
合掌。