「日曜日の定例オンライン飲み会?」
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リクルートキャリアコンサルティングの
船本部長と
Jリーグの村井チェアマンの写真です。
昔、ご馳走になった時に
撮影したものです。
村井さん、若いですね。
一昨日の日曜日も
船本さんに仕切っていただき
オンライン飲み会を実施しました。
メンバーは5人です。
・船本さん
・リクルートキャリアのレジェンド柴田さん
・某有名大学のキャリアデザイン学部教授
・妻と私
というメンバーです。
それぞれが選択して
歩んできた人生は
途中で枝分かれしています。
ただ、それだから面白いし
「へー」 とか 「ホー」 とか言う
刺激もあります。
同じ職場で仕事をしていた時には
得られなかった驚きや気づきがあります。
一昨日の飲み会で
印象に残った話題をあげます。
・今年の大学1年生は同期と会えなくて、とてもかわいそうだ。
・今時の大学生は真面目で優しい。
・オンライン講義になり、教える方も受ける学生も大変になった。
・一方的な講義ではなく、学生からの質問時間を増やしている。
・学生の負担軽減のために、意識的に講義時間を短くしている。
・大学教授の明確な人事評価制度は無い。
・学生は講義に不満を持っても、自分の評価に敏感で批判的言動は避ける。
・厚労省の官僚は、話を聞いてほしいのと同時に、現場実態を知りたがっている。
などなど、日常では聞けない
新鮮でリアルな情報を得る事ができます。
その上で
共有させていただいたのは
「私たちは後世の人たちの人生に対して責任がある」
という事です。
私たち世代は
「バブル崩壊」 によって
ようやく気がつきました。
・日本の経済成長は永遠ではない。
・先人が築いた財産を食いつぶした。
・貴重な技術やエンジニアに相当の尊敬と対価を払わなかった。
・それでも、日本は特別だと勘違いしていた。
更に子供の教育問題など
まだまだ気づいていない事だらけでしょう。
「日本人は社会の長期的なグラウンドデザインが苦手だ」
という事だと思います。
同じ敗戦国でも
ドイツの街づくりは
100年後を想定したグラウンドデザインから始めます。
だから、簡単に息詰まる事はありません。
それに対して日本は
「今、この時、どうするか?」
という対処施策の積み重ねで
常に増改築を繰り返さなければいけません。
30年前
ある中国人エンジニアと話しました。
その若いの中国人エンジニアは
「100年後は日本を追い越す」
と、言いました。
100年後
そのエンジニアは死んでいるのに
そんな先の事まで考えていました。
そして、既に追い越されました。
「今・ここ・すぐ」 ばかりではなく
子孫が長期に渡り
幸せに暮らせる世界と日本を
考える事が大切ですね。
「土の中の水道管
高いビルの下の下水
大事なものは
表に出ない」 みつを
合掌。