ホーム > 社長ブログ > 「お金のためだけに仕事をすると成長が止まる?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「お金のためだけに仕事をすると成長が止まる?」

「お金のためだけに仕事をすると成長が止まる?」

人材紹介業と将棋には

似ている所があると

考えています。

それは

「お金のためだけに仕事をするようになると終わりだ」

という事です。

昨日、高校生プロ棋士の

藤井七段が初タイトルの

棋聖を獲得しました。

羽生九段(永世七冠:国民栄誉賞)以来の

天才が出て来ましたかね?

ちなみに

二人の公式戦の直接対局は

藤井七段の2勝0敗です。

ところで

将棋のタイトル戦の賞金は

どれぐらいでしょうか?

下記、八大タイトルの優勝賞金です。

1.竜王戦:4320万円
2.名人戦:2250万円(別途、名人手当1200万円)
3.叡王戦:2000万円
4.王位戦:1200万円
5.王座戦:1200万円
6.棋王戦:900万円
7.王将戦:800万円
8.棋聖戦:700万円

2019年獲得賞金・対局料ベスト10

2019.1.1~2019.12.31
(カッコ内は2018年の獲得額/単位は万円)

順位

氏名

昨年順位

1 豊島将之 竜王・名人 7,157(4,722) 4
2 広瀬章人 八段  6,984(2,802) 5
3 渡辺明 棋王・王将・棋聖 6,514(5,119) 3
4 永瀬拓矢 叡王・王座 4,678(1,382) 18
5 羽生善治 九段 3,999(7,552) 1
6 佐藤天彦 九段 3,687(5,999) 2
7 木村一基 王位 3,209(1,057) 27
8 久保利明 九段 2,178(2,598) 7
9 藤井聡太 七段 2,108(2,031) 12
10 斎藤慎太郎七段 1,868(2,393) 8

*羽生九段は数年前までの30年ぐらい

  毎年1億円前後の対局料を獲得していたと思います。

上記のように

昨年でも既に

藤井七段は17歳で

全棋士数百人中

対局料ランキング9位に入っています。

しかし

そんな事は

藤井七段の眼中には全くありません。

「将棋が好き」

「将棋が楽しい」

「もっと強くなりたい」

ただそれだけです。

将棋の世界を

限界まで追求しています。

こういう若武者が一番強いです。

羽生九段もそうでしたし

多分、今もそうだと思います。

我々、人材紹介コンサルタントも

結構似ていると思いませんか?

お金の事ばかり考えると

「単なる人材ブローカー」 になります。

格好よく言えば

「企業と人材の成長に貢献したい」

ですけど

そんな事よりも

「私は人材紹介が好きだからやっています」

という言葉が

個人的には

一番腹落ちします。

良い職業に就けた事を

心から感謝します。

「おかげさん」                                   みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ