「妻が驚いたご相談者のレベルアップ?」
2009年、リーマンショックの影響で
大不況になった時
弊社も業績不振に陥って
妻は、私の会社を離れました。
その後、JACリクルートメント様で
10年もお世話になりまして
昨年から弊社に戻ってきました。
その妻が戻って来て
10年ぶりに一緒に
仕事をする事になりました。
そこで、妻が最初に気づいた事です。
妻:「ご相談者の方の経歴が
凄くレベルアップしているんだけど
これはどういう事?」
私:「なんでそう思うの?」
妻:「だって
以前は未経験の人も多かったし
こんな売上5000万円とか
1億円プレイヤーとか
いなかったよね?」
私:「あー、そうれはそうかもね。」
妻:「どうしてだろう?」
私:「それはね多分
この10年間で
人材紹介業界が少しずつ
一つの産業に進化した
結果だと思うよ。」
妻:「なるほど。
それはそうかもね。
確かに、JACでも
毎年、優秀な人たちが
どんどん入社してきたもん。」
私:「そうだよね。
俺たちが新卒入社した時は
同期に東大卒なんかいなかったもんね。(笑)」
妻:「うん、考えられなかった。(笑)」
私:「昔と同じような
家業的な産業ではなくなってきてるよ。」
妻:「そうだね。」
私:「人材紹介業って
『ナレッジやテクノロジーを移転させる産業』 だよね。
人材が動けば
ナレッジやテクノロジーも動くし
それによって
企業の成長や変革が起きるよね。
そこに事業としての存在価値があると思う。」
妻:「そうだね。
それは昔から変わらないし
やりがいを感じる所だね。」
私:「いずれにしても
人材紹介業に魅力を感じて
多くの優秀な人材が入社してくれた事が
俺にとっては嬉しい事だよ。」
妻:「私もそう思うよ。
昔とは全然変わったね。
確かに、一つの産業になってきた。」
私:「そうだね。
一人一人と会って話すと
真面目で素晴らしい人が増えたね。」
妻:「私も知らない昔はどうだった?」
私:「やっぱり昔は
怪しい人もたくさんいたよ。」
妻:「どういう事?」
私:「例えば、求人説明会で
他社のコンサルタントと一緒になると
雰囲気とか目つきが違うオジサンがいたよ。
もちろん、紳士的な人もいたけどね。」
妻:「そうか。
でも、真面目な人たちが
この業界に参入してくれたおかげで
少しは社会的地位も上がったかな?」
私:「全産業の中では
まだまだ低レベルだと思う。
この20年ぐらいで
急成長した産業だから
色々な意味で蓄積が足りない。
でも、ちゃんとした会社や
ちゃんとした人たちが
増えているから
着実に良い方向に
進んでいると思う。」
妻:「全く認知されていなかったのに
少なくとも最近は
知られる業界になったもんね。」
私:「そうそう。
大切なのは、業界が知られる事と同時に
業界内での競争はもちろん
他の採用(転職)手段との競争が
厳しくなる事だよ。」
妻:「競争が厳しくなる事によって
自然と業界浄化やレベルアップが
起きるという事だよね?」
私:「その通りだね。
これからは、もっと競争が厳しくなるよ。
しかし、それがお客さんの
満足度向上につながるし
業界の発展にもつながるから
俺たちも覚悟しないといけないね。」
人材紹介業界の中で
尊敬できる人が増えた事は
家族や友人に対する誇りです。
何より、我々自身の存在価値に関わる事ですね。
皆さん、切磋琢磨して
益々成長しましょう。
「いちづに一本道
いちずに一ッ事」 みつを
合掌。