ホーム > 社長ブログ > 「オンライン面接でも熱量の源泉を伝えよう?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「オンライン面接でも熱量の源泉を伝えよう?」

「オンライン面接でも熱量の源泉を伝えよう?」

この時期でも

面接していただける社長さんが

いらっしゃるのは有難いです。

ただ、一次面接に関しては

だいたいオンライン面接となりますね。

昨晩、面接を控えているAさんと

少し練習をやってみました。

やっぱり、全体を通して

対面よりもオンラインは

サッパリと淡白な印象に

なりがちな気がしました。

「熱量が伝わりにくい」

という感じでしょうか?

応募動機はもちろんですが

・過去の人生において一番苦労した事は?

・その苦難をどのように乗り越えたのか?

・その経験から何を学んだか?

というような

一番合否判定の分かれ目になるような

核心的質問をした時の回答において

「熱量が伝わりにくい」

という事を感じました。

もちろん、人によって異なりますが

オンライン面接では

対面の時よりも

意識して強めに

熱量を伝えた方が良いと思います。

表情だけでは難しいと思うので

象徴的なエピソードを語る時は

感情を込めて声を張ったり

少し手も使って表現するなど

熱量を伝える工夫があってもいいですね。

そうした伝える努力をしないと

オンライン面接では

さらさらとサッパリ淡白な印象で

終ってしまって

「ふーん、悪くはないけど決め手に欠けるなー。

もう一度会いたいとまでは思わないなー。」

となりそうな気がします。

昨晩もAさんとの練習において

私:「Aさんの人生を変えたのは

  それじゃないでしょう?

  そんな事で人生が変わりますか?

  もっと大きな出来事があったでしょう?」

Aさん:「確かに、もっと以前に

     自分を変えた大きな出来事がありました。」

私:「そうですよね。

   Aさんから、その時の出来事を取ったら

   一体何が残るんですか?

   本当に自分の人生が変わった時の事

   本当に苦しんで、どん底まで落ちた時の事

   そして、そこからどのように這い上がったか?

   そういう事を包み隠さず話さないと

   社長さんには何も響きませんよ。」

Aさん:「そうですよね。

     それは異業界での出来事だったので

     人材紹介業での面接では通用しないと

     思っていました。」

私:「なるほど。

   でも、異業界での出来事であっても

   その事があって今のAさんがあるのですから

   その話をしてください。

   社長さんが見るのは

   わずか2~3年の人材コンサルタント経験ではなく

   Aさんの本質的な人間性です。

   自分の人生を変えた出来事を

   社長さんにぶつけてください。」

特に、この時期

採用に慎重な会社が多いでしょうから

面接で高評価を得る必要があります。

そのためにも

オンライン面接でこそ

「熱量を伝える」

努力や工夫をしてください。

それ以前に

自分の人生を振り返って

自分の 「熱量の源泉」 を知る事が大前提です。

その 「熱量の源泉」 をぶつければ

オンライン面接でも

きっとうまく行くと思います。

「つまづいたって

いいじゃないか

人間だもの」                              みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ