「1枚のマスク?」
昨日
散歩と夕食の買い物を兼ねて
外出しました。
やっぱり
少しでも散歩すると
良い気分転換になりますね。
もちろん
「三密」 を避けての
散歩です。
そんな散歩の途中で
おじさん(知人)と
おばさん(知らない人)から
呼び止められました。
おばさん:「手作りマスクです。
一人、一組(2枚)ですが
無料です。」
私:「え!!
本当ですか?
ありがとうございます。」
おばさん:「どれでもいいですよ。
選んでください。」
私:「はい。
ありがとうございます。
それでは、こちらをいただきます。」
おばさん:「はい、どうぞ。」
私:「ありがとうございます。
いただきます。」
わずか1分ぐらいの時間でしたが
気持ちがとてもホッとしました。
と同時に
「こんな時に
手作りマスクを作って
無料で配っている人がいるんだ?」
という驚きと
「人間の底力」 のようなものを感じました。
その後
有難く手作りマスクをいただいて
歩いていたら
外国の人が
「マスク1枚、1000円」
というプレートを置いて
売っていました。
真っ白なマスクです。
多分、不織布のマスクだと思います。
しかし、買っている人も
興味を持って見ている人も
いませんでした。
売っている外国の人も
何か申し訳なさそうな感じで
かわいそうになりました。
「誰かに売れと命令されているんだな」
という感じです。
用途は同じマスクですが
「人をホッとさせるマスク」 と
「人を寂しくさせるマスク」 と
二種類のマスクに
10分違いで遭遇した散歩でした。
人間の底力が
試されていますね。
「おかげさん」 みつを
合掌。