「テレワークで細かい日報を要求するアホ管理職?」
「テレワークになると
仕事をさぼる社員が増えるだろう?」
と考える 「アホ管理職」 がいます。
そして毎日、社員に
「ちゃんと業務日報を提出しろ!!」
と、前時代的な命令をするのです。
ただ、それは大きな勘違いです。
オフィス勤務であろうが
在宅勤務であろうが
社員はさぼったりしません。
どこで働こうが
社員は
お客様のため
自分のため
チームのために
一生懸命働きます。
テレワークになって
「危険な満員電車での通勤が無くなった」
「無駄なミーティングが減った」
「よし、自分の仕事に集中できる!!」
と思って
折角、張り切っている社員に対して
「今日は何時から何時に何を何件やったか?」
というような性悪説的な日報を提出させて
「社員の貴重な時間とモチベーションを奪うな!!」
と、言いたいのです。
「今日は何時から何時に何を何件やったか?」
というような数値的な事は
社内業務システムでチェックできますから
その数値を見れば済む話です。
まともな管理職であれば
そんなつまらない事はどうでもよくて
「何か困った事や判断に迷う事があれば遠慮なく相談してくれ」
と、笑ってメンバーに言ってあげるでしょう。
そう言われた社員は
安心して働く事ができますし
本当に困ったら相談して来ますよ。
そんな真面目な社員の事より
「テレワークになると
社員がさぼって
もっと業績が下がるだろう?」
と考えている 「アホ管理職」 は
自分自身が早く
転職先を探した方が身のためです。
「君のメンバーは君より賢い」 という事に
そろそろ気づかないと
転職先すらも無くなりますよ。
もっと言いますと
君のような 「アホ管理職」 だけではなく
「賃料の高い都心のオフィス」 とか
「会社というヒエラルキー」 とか
君が土台だと勘違いしているものでさえ
減っていく可能性もあるんです。
今回の 「コロナ騒動」 による
示唆があるとすれば
人間の働き方の変革を
求められている事かもしれません。
少なくとも
「アホ管理職」 は
新卒や中途新人は別として
自分より賢いメンバーに
細かい日報を提出させてはなりません。
それは
自分が 「お払い箱」 になる日を
自分で早めているだけです。
自分より賢いメンバーなのですから
活き活きとクリエイティブに働いてもらい
顧客満足と社員満足を高め
生産性の高い組織を創造していただく事が
君の役割です。
細かい日報を提出させ
重箱の隅をつつく仕事は
ロボットやシステムがあれば十分です。
「人」 が 「人」 にするべき
マネジメントの在り方を考えましょう。
「途中にいるから中ぶらりん
底まで落ちて
地に足が着けば
ほんとうに落ち着く」 みつを
合掌。