「コロナ働き方改革？」

人材紹介コンサルタントの仕事は

「直接、人に対面でお会いする事が基本だ」

と、教えられました。

そして、私も後輩に対して

そのように教えてきました。

「人は会ってみないとわからないよ。

電話やメールなんかじゃダメだから

必ず会いなさい。」

という具合です。

しかし最近、私は

「そうとも決めつけられないかもしれないな？」

と、思い始めています。

と、申しますのも

遠隔地にお住いのため

結局、会えずに内定され

ご入社された方が

今年だけでも

お二人、いらっしゃいます。

そして

新型コロナウイルスのために

ご入社祝いの会食も延期となり

未だにお会いできていません。

更に、最近ご相談いただいた方も

新型コロナウイルスのために

お会いできずに選考が進んでいますが

複数社で内定が出そうです。

何時間もの電話やメールはもちろん

それは意識して丁寧に

コミュニケーションを取っています。

相手のキャンディデートの方も

とても丁寧でレスポンスも速いので

助かっています。

きっと対面でお会いしても

素晴らしい方だと思います。

従って

必ずお会いしなければいけないのは

「内定するかどうかわからない微妙な人」

なのかもしれません。

そんな事を考えていた近頃

あっという間にコロナが拡散し

人との対面を少なくするために

リモートワークが当り前になりました。

求人企業の面接も

どんどんオンラインになり

そちらが大勢を占めるまでに激変しました。

これが

「コロナ働き方改革」　だと考えています。

ＩＴを活用したリモートワークや

オンライン面接など遠隔コミュニケーションの普及など

働き方改革の動きが

コロナの影響で一気に進んでいます。

例えば

・Ｇ７首脳のテレビ会議なんか、今更初めてなの？

・いちいち海外出張するから、ウイルスが拡散するんでしょう？

という事です。

ズームアウトして考えますと

コロナの影響が無ければ

「ここまで一気に進まなかっただろう」

と、思います。

とんでもないウイルスですが

「私たちの働き方に一石を投じた」

という事は事実だと感じています。

この事に関しては

いずれ落ち着いた時に

再度、冷静に考察し評価しましょう。

「その場がきなけりゃ

わかんねえ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。