「10年に1回は試練があるよ?」
昨日は
「志村けん」さんの訃報を聞いて
しばらく力が抜けました。
それぐらい大きな存在だったんでしょうね。
志村さん、ありがとうございました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
しかし
我々が元気をなくしても仕方ありません。
以前、かかりつけのお医者さんが
いつもおっしゃって励ましていただいた言葉ですが
「なー、人生色々あるよ」
という事かもしれません。
今は
みんなが新型コロナウイルスと闘っている最中なので
その事ばかりにとらわれがちですが
過去を思い出せば
10年に1回ぐらいは
実際に何らかの試練があった事がわかります。
例えば
2011年:東日本大震災
2008年:リーマンショック
2001年:アメリカ同時多発テロ・日経平均1万円割れ
1997年:山一證券破綻
1995年:阪神淡路大震災
1991年:バブル崩壊
1986年:円高不況
上記のように
日本に関係する
代表的な試練だけを並べても
10年に1回どころか
5年に1回ぐらいは
様々な試練が訪れています。
それを考えますと
今回の新型コロナウイルスのパンデミックは
2011年の東日本大震災から
9年も経過して起こりました。
それに加えて
そもそも昨年(2019年)は
下記のような、世界的バブルだったとも言えます。
「2019年は世界的な利下げを追い風にあらゆる資産の価格が上昇した。
日経平均株価は30日、年末終値としては1990年以来、29年ぶりの高値を付け、
世界の株式時価総額は86兆ドル(約9400兆円)と過去最大に膨らんだ。
株高時に値下がりする傾向がある債券や金も値上がりした。
グローバル経済が減速するなか、米中貿易交渉の進展や成長再加速を
先取りする形で進むカネ余り相場は危うさもはらむ。」
従って、世界経済が元々
バブル調整局面に入ろうとしていた矢先に
新型コロナウイルスのパンデミックが
重なったとも言えます。
専門的な事はわかりませんが
この仕事を36年もやってくると
「そろそろ何かありそうだな」
という勘は働きます。
とにかく
「5年や10年に1回ぐらいは色々あるよ」
という予感です。
そして、色々な事を乗り越えるたびに
以前より強くなるという事です。
簡単に申しますと
「変化対応力」 と申しますか
「免疫力」 が強くなります。
私は、この数年
「そろそろ何か起こりそうだなー」
と感じていましたので
9月末決算で10月始まりの会社ですが
「10月から翌年3月末までの半年間で
1年分の売上を上げる。
そして、短期退職者を一人も出さない。」
という事を目標に達成して来ました。
何度も不景気を経験しているので
自然とリスクヘッジしている感じです。
この先1年は大変でしょうが
皆さんが、本気で考え動けば何とかなります。
「免疫力」 を強くする
絶好のチャンスだと考えて
前向きな営業活動を実行しましょう。
「ともかく具体的に
動いてみるんだね
具体的に動けば
具体的な答が出るから」 みつを
合掌。