「コロナの経済的損失は一時的?」
昔の
「ペスト」 や 「スペイン風邪」 は
流行域内人口の半分前後が死亡して
壊滅状態に陥ったそうです。
当時は、今より人口がずっと少なかったのに
欧州では、5000万人とか1億人とか言われる人が
亡くなったそうです。
もちろん、その後の
医療技術の進歩は大きいのですが
今回の 「新型コロナウイルス」 の
感染致死率はどれぐらいでしょうか?
最近のWHOの見解では
「感染者中の致死率は2%」
と言われています。
皆さんの身近や周囲に
感染された方はいらっしゃいますか?
多分、そういう方は少ないと思いますが
「感染者中の致死率で2%」
というのは、相当低い確率だと思います。
その内訳も、大変お気の毒ですが
70代以上のご高齢の方が多くを占めています。
重症急性呼吸器症候群(SARS)や
中東呼吸器症候群(MARS)ほど
致命的ではないとのことです。
感染者が集中した「武漢」では
不幸にも医療態勢崩壊が起こり
もっと高い致死率になりました。
また、イタリアやイランでも
対応の遅れか?
医療態勢の不備か?
何らかの原因で致死率が
高くなっています。
しかし、世界中で
人の往来が多くなり
拡散しやすくなったと同時に
世界中で防御策も共有し
協力しやすくなったとも言えます。
お互い助け合いましょう。
そして、一時的に
大きな打撃を受ける経済面でも
多くの国が協力して
速く手を打つ事ができます。
経済的ダメージも速く拡散しますが
リカバリーも速くできるという事です。
従って
先進国が中心になって
経済活性化のリカバリー策を
速く実行する事ですね。
それによって
コロナウイルスによる
経済的ダメージも
速くリカバリーできると確信しております。
むしろ、下記のような事が起きないように、気をつけましょう。
「コロナの感染による影響よりも、
パニックによる経済への影響(不景気によって自殺率、犯罪率が上昇し死亡率が上がる)や
コロナハラスメントと呼ばれる差別からの影響の方が大きくなるかもしれない。」
そこで再度 「イタリアの校長先生の手紙」 からの引用です。
「社会生活に回る毒と市民生活の荒廃。
見えない敵に脅かされていると感じる時、
人間の本能はそこら中に敵がいるように錯覚させます。
私たちと同じ仲間まで脅威として、
また潜在的な攻撃者としてみなしてしまう危険があるのです。」
我々が、このような事を起こさないように
落ち着き
周囲への思いやりを持って
毎日を過ごしましょう。
*今日は、あの東日本大震災から9年です。
あの大災害の中、世界から賞賛された日本を思い出しましょう。
「にんげんはねえ
追いつめられると
弱いもんだな
ひとごとじゃない
自分のこと」 みつを
合掌。