「人生に失敗がないと、人生に失敗する」
斎藤茂吉さんの長男
精神科医・随筆家の斎藤茂太さんの名言です。
人材紹介神社で見つけた3月の言葉です。
受験シーズンだから
この名言を選んだのでしょうかね。
何事も計画通りに勉強して努力して
何事も計画通りにうまく行って
計画通りに成功するのは
立派な事です。
例えば、第一志望の大学に合格するとか
第一志望の企業に内定するとかですね。
しかし、第一志望の企業に入社できたからと言って
誰もがずっと順風で
悩みのない人生を送れるとは限りません。
「人生は山あり谷あり」 で
何の失敗も悩みもなく
全て順調に行く人は
ほとんどいないと思います。
多くの人は必ず失敗したり
挫折したりする事があるでしょう。
大切なのは
失敗しない事ではなくて
失敗から学ぶ事ではないでしょうか?
・失敗を認める。
・失敗を他責にしない。
・自分の考え方や行動の何が失敗につながったのか、を考える。
・自分の考え方や行動をどのように変えれば、同じような失敗をしないか、を考える。
・自分の考え方や行動を前向きに具体的に変えてみる。
・新たな考え方や行動を忘れないように習慣化する。
このように自己変革する事によって
同じ失敗はしなくなるでしょう。
でも、また新たに別の失敗をするでしょう。
そうしたら、前回と同じように
自分の考え方や行動を変えて習慣化すればいいですね。
こんな事を繰り返す事によって
失敗や挫折を一つ一つ乗り越えて成長していくでしょう。
しかし、それでもまた失敗してしまう事があるでしょう。
従って
「人の生涯は失敗の繰り返しだ。
それを成長の機会と捉えて
自分を変えればいい。」
と、開き直ってしまえば良いと思います。
大変真面目で努力家で計画性が高く
一歩一歩成功の階段を上っていたキャンディデートが
不運にも初めての転職に失敗してしまったという事例がありました。
ただ、「捨てる神あれば拾う神あり」 で
すぐに助け船を出してくれる企業があって
新たなキャリアを創るチャンスを与えてくれました。
大変有難い事です。
しかし、それは単なるラッキーではなく
そのキャンディデートの誠実な言動が
その企業にしっかり伝わっていたから
助け舟を出してもらえたわけです。
常日頃から
誠実である事を心がけていたので
「禍を転じて福と為す」
という結果がもたらされました。
自信を持って
今後も前向きに生きてほしいと思います。
「つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの」 みつを
合掌。