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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ダイレクトリクルーティングの落とし穴?」

「ダイレクトリクルーティングの落とし穴?」

先週、フェイスブック友達で

元キャンディデートだったAさんに

メッセージを送りました。

私:「誕生日、おめでとうございます。

   ご無沙汰ですが

   仕事の調子はいかがですか?」

Aさん:「最近は、プレイヤーも増えて来たので

     以前より頭を使って仕事をしないと

     難しいですね。」

私:「プレイヤーと言うのは

   競合他社の事ですか?」

Aさん:「それもありますが

     むしろ、ビズリーチのような

     ダイレクトリクルーティングとか

     そっちの影響の方が大きいです。」

私:「なるほど。

   やっぱり、これからは

   ダイレクトリクルーティングがライバルですね。

   負けないように頑張りましょう。」

このようなやり取りをしました。

その一方で

ビズリーチ経由ではありませんが

ダイレクトリクルーティングで転職したのに

うまく行かなったBさんとも

連絡を取りました。

書類選考 ⇒ 何度も多くの管理職と面接 ⇒ 内定 ⇒ 入社

と、順調に進みました。

そして、事前に十分な準備をして

張り切って入社してみたら

入社前に聞いていた話と

入社後に説明された話に

大きなギャップがある事が判明しました。

Bさんとは、入社前日に電話で話したばかりでした。

私:「Bさん、いよいよ明日からですね。

   最初は大変でしょうが

   頑張ってくださいね。」

Bさん:「ありがとうございます。

     武谷さんからご紹介いただいた会社は

     内定辞退してしまったのに

     わざわざお電話いただき、ありがとうございます。

     明日から頑張ります!!」

という感じで

希望に満ちたお気持ちで入社されたにも関わらず

入社前後で話が異なるとは

一体どういう事でしょうか?

驚きを通り越して

怒りしかありません。

JDに書かれてある内容と全く異なるなんて

労基署に相談して

指導してもらった方がいいです。

ダイレクトリクルーティングではなく

我々、エージェントが介在していれば

普通、ここまでのギャップは起きにくいですし

エージェントが間に入って

採用企業に改善要求する事もできます。

場合によっては

労基署や弁護士にも相談して

少なくとも、企業に対して

圧力をかける事はできます。

求人企業と転職希望者が

当事者同士で直接やり取りする事の

「落とし穴」 は、この辺にあると思います。

従って

我々エージェントは

当事者の間に入って

公正な採用と転職を担保する役割を担っている。

失敗の少ない採用と転職を担保する。

それが介在価値であり使命であると

あらためて痛感しました。

その後、実力者のBさんは幸いにも

素晴らしい企業に内定され入社されました。

「いちずに一本道

いちずに一ッ事」                                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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