ホーム > 社長ブログ > 「貴方は首狩り族ですか?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「貴方は首狩り族ですか?」

「貴方は首狩り族ですか?」

以前、海外旅行に行った時の事です。

私は運転免許の更新忘れで手遅れになり

無事故・無違反のゴールドだったのに

20年近く、免許は持っていません。

運転には自信がありますが

無免許運転は犯罪ですので

やりません。

また、東京は公共交通機関が発達しているので

正直、クルマはあまり必要ないと感じています。

昔、自動車はステータスシンボルでしたが

今の若い人たちは 「クルマ離れ」 で

我々の年代ほど 「あこがれ」 を

感じてない人が多いようですね。

確かに、ベンツやBMWを買って

駐車場代を月7~8万円も払うのであれば

今は、そのお金を他の事に使いたいと思います。

従って、クルマは

将来、田舎に移住した場合に限り

軽自動車を買います。

妻は、免許は持っているものの

何度かチャレンジさせましたが

完全なペーパードライバーです。

折角、お金と時間をかけて

免許を取ったのに

もったいない話です。

そんな理由で

海外旅行で公共交通機関が無いような

便利が悪い場所では

現地のドライバーの方に依頼して

運んでいただいています。

当然、現地語か英語を話す人が大半です。

長い時は、5~6時間乗りますが

我々は英語ができないので

最初の30分ぐらいで話題が続かなくなります。(笑)

その30分の間に

我々の職業を質問して来たドライバーがいました。

ドライバー:「貴方は、どんな仕事をしているのですか?」

私:「ヘッドハンティングです。

   私は、ヘッドハンターです。」

ドライバー:「・・・・・・・。」

しばらく、重苦しい沈黙が続きました。

その後、1~2時間経過したと思います。

そこで、ドライバーが突然

再度質問して来ました。

ドライバー:「あー、もしかして

        企業のリクルートを手伝っているの?」

私:「おー、そうです、そうなんです。

   よくわかりましたね。」

ドライバー:「いやー、それなら安心したよ。

        僕はてっきり

        『首狩り族』 を乗せてしまったと思って

        怖くて仕方なかったよ。(笑)

        日本人は悪人の首を斬ると聞いていたからね。」

その後、車内は大爆笑で盛り上がりました。

欧米や都市部では

「ヘッドハンター」 で通じると思っていたのですが

海外も田舎では

通じない場所や人がいる事を知りました。

それにしても

私が 「ヘッドハンターだ」 と言った後の

不穏な雰囲気は

生涯忘れないと思います。

そもそも身長170センチで

体重60キロの私が

身長190センチで

体重100キロの外国人の首を

どうやってハンティングするのか

教えて欲しいです。

こっちが殺されるところでした。

「ひとの世の幸不幸は

人と人とが逢うことから

はじまる

よき出逢いを」                                      みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ