「面接でどんな質問をしていいかわからない?」
人材コンサルタントなのに
「なぜ、面接で質問ができないのか?」
と思う方も多いでしょうね。
ただ、緊張感の高い面接においては
「人材コンサルタントも一般の応募者に過ぎない」
というケースがよくあります。
さすがに、シニアコンサルタントの方ではありませんが
実務経験が少ないジュニアコンサルタントの方の場合は
意外によくある事です。
なぜ、面接において逆質問ができないのか?
それは一言で申し上げると
格好いい質問をしようとしているからです。
面接官が感心してうなるような
格好いい質問をしようとするので
・すぐにネタ不足になります。
・事前に作った質問なので、会話の流れと違う質問になりがちです。
その結果
「人材コンサルタントにとって
重要な要件である
質問能力が足りない」
と言われ、面接不合格になります。
ですから、格好いい質問などしない方が良いのです。
では、どんな質問をすれば良いのか?
それは
「入社したら
その日から
自分はどのようなスケジュールで
何をすれば
早く業績が上がるのだろう?」
という素朴な疑問や不安を
そのまま面接官に質問として
ぶつければ良いのです。
例えば、下記のような身近な質問が大切です。
・朝は何時に来て、夜は何時に帰ってますか? 平均残業時間は?
・入社後はゴリゴリの新規開拓から始めるのですか?
・KPIで重要視されている項目は何ですか?
・1週間の訪問数、面談数、面接数は何件ぐらいですか?
・トップコンサルタントの売上は幾らですか?
・平均的なコンサンタルトの売上は幾らですか?
・いくら未満だとクビになるのですか?
・業績が良いコンサンタルトの共通点は何ですか?
・逆に、業績が悪いコンサンタルトの共通点は何ですか?
・人材の主な集客方法は?
・一言で表すと、どんな社風ですか?
・上司や社員同士で飲みに行ったりしますか?
・経営陣と現場との距離感はどうですか?
・長期間勤務している人の理由は?
・短期間で辞める人の理由は?
・コンサルタントの平均年収は幾らですか?
等々、明日から自分が働くつもりになって
身近な事を質問すれば良いのです。
そんな身近な質問をした方が
面接官も
「この人は本気だな」 とか
「なかなか答えにくい質問をしてくるな」 とか思われて
評価も上がります。
従って、繰り返しになりますが
格好いい質問よりも
身近な質問をしてください。
その方が圧倒的に
内定率が上がります。
「ほんとうのことが
いちばんいい」 みつを
合掌。