「JACでの経験が一番役に立ちました?」
旧友と言いますか
悪友と言いますか
今でも親しくしている
大手人材紹介会社の取締役Aさんと
久しぶりに話しました。
昔から公私に渡り
何でも話せる仲間です。
Aさんとは
リクルートエイブリック(現:リクルートキャリア)でも
一緒に仕事をしましたし
その後、JACでも
一緒に仕事をしました。
そして、Aさんは
当時のJACジャパン(現:JACリクルートメント)の
IT&EMC(製造業)担当のプレイングマネージャーとして
1年で前年比200%の業績を上げました。
毎週、土曜日も出勤して
メンバーと共にドロドロになって
前年比200%の業績を残しました。
しかし、私の力不足で
Aさんの辞意を変える事はできず
わずか1年で転職してしまいました。
「僕は別の場所で理想とする会社を作りたい!!」
と、最後に言われた事を
昨日の事のように思い出します。
そのAさんと
久しぶりに話した
会話の中で出たやり取りです。
私:「もう過去のビジネスモデルでは通用しないよね。
ダイレクトリクルーティングも隆盛だし
人材紹介会社も変わらないとダメだよね?」
Aさん:「本当にそうですね。
日本市場は美味しいだけに
様々な業者が参入して
まさに、レッドオーシャンですね。」
私:「だからこそ、Aさんみたいな
分業も両面も経験した人とか
小さな組織を大きくした人とか
そういう知見豊かなリーダーが必要なんだよ。」
Aさん:「確かに、そう言われたら
わずか1年ですが
JACでの両面経験とマネジメント経験は
めちゃくちゃ役に立ちました。
あの経験がなければ
柔軟な事業運営はできなかったし
今の自分は絶対にありません。
そういう意味では
時を経て大変感謝しています。」
私:「そうなんだ?
そう言ってもらえると
俺もホッとするな。」
Aさん:「その時の経験の重要性って
後々になってしみじみと
わかるものですね。」
確かに、誰もが
今現在経験している事の価値がわかるのは
数年、いや5年、10年、それ以上の年月を経た後である場合が
多いように思います。
私自身も今になって
過去の全ての経験が無駄ではなかった
今の自分につながる貴重な経験だったと
実感しています。
皆さんも、今を大切に生きてください。
「どろをかぶらずに
ほんものの
仕事はできぬ」 みつを
合掌。