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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「貴方のエネルギーの源泉は?」

「貴方のエネルギーの源泉は?」

面接に進まれるキャンディデートに

突きつけられる質問の中で多いのは

「貴方のエネルギーの源泉は?」

というものです。

皆さん、答えられますか?

難しい質問ですよね。

露骨に質問する面接官もいらっしゃいますが

それは少数派です。

多数派の面接官は

・キャンディデートが育ってきた環境

・これまでの人生で熱中した事

・成功体験や失敗体験から学んだ事

などなど

キャンディデートの価値観形成の過程に関する質問をされて

その人の 「エネルギーの源泉」 を探ります。

個人の価値観を大きく分けますと

「自己認識」 と 「他社認識」 とに

分けられる気がします。

もっと申し上げますと

「自己認識」 と 「他社認識」 との比重です。

人によって

「自分が自分で良いと思っていれば

周囲からの評価はそれほど気にならない」

という人もいれば

「自己評価よりも

周囲から評価されないと不安で仕方ない」

という人もいると思います。

このように

「自分軸」 と 「他人軸」 との

どちらに大きな比重を置いているのか?

この点は、その人の人生を大きく左右する事だと考えます。

例えば、私の場合

社会人になるまでは 

「自分軸」 だけの偏屈で

嫌な人間でした。(笑)

学生の場合

嫌いな人や価値観が異なる人とは

無理して付き合わなくてもいいですから

自分の殻に閉じこもっていました。

ただ、社会人になって

上司や同僚など周囲の人に恵まれ

「お前はダメだ」 「お前は違う」 「お前は小さい」 

と徹底的にたたかれて

「他人軸」 も大切だと思い知らされました。(笑)

しかし、子供時代から

「自分軸」 で生きてきた人間が

心から 「他人軸」 に転換する事は容易ではありません。

多少、バランス感覚が身に着く程度かもしれません。

その結果

社会人になって20年近く

抑圧して封印していた 「自分軸」 が

再度、目を覚ましてしまいました。(笑)

その結果、人生が二転三転しました。

最後は 「自分軸」 に戻って

「俺は俺の生きたいように生きる」

と、独立する事になったわけです。

「自分の野生は抑圧できない」 

と、昔の上司や同僚を見ていても

つくづく感じます。(笑)

従って

今の私がやっている人材紹介業は

「クライアントの社長の野生」 と

「キャンディデートの野生」 とのマッチングです。

互いの 「野生」 の相性が良ければ

成功確率が飛躍的に高まります。

皆さんの 「野生」 は何ですか?

「貴方のエネルギーの源泉は?」

という質問に対して

クリアに答えられますか?

本当に難しい質問ですよね。

「にんげん

我欲のかたまり

にんげんのわたし」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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