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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「退職交渉では感謝の気持ちを。ただし?」

「退職交渉では感謝の気持ちを。ただし?」

私自身の過去を振り返り反省するのですが

「お世話になった会社を退職する際に

 しっかり感謝の気持ちを伝えたか?」

という事です。

(私の場合)

・リクルートエイブリック様

⇒「そこまで慰留していただき、ありがとうございます。

  ただ、辞めると決めたので、辞めさせてください。

  大変お世話になりました。

  済みません。」

・JACリクルートメント様

⇒「お世話になりました。

  大変良くしていただいたのに

  ご期待に沿えず、申し訳ございません。

  ただ、私では力不足なので、辞任させていただきます。」

・マンパワー・ジャパン様

⇒「人材紹介業の事は、専門家の私に任せてください。

  生意気で目障りでしょうが、重箱の隅をつつくのであれば

  今日、辞めさせてもらいます。

  丁度、来週からタヒチ旅行の予約を入れてますので

  さようなら。

  大変お世話になりました。」

 *今の池田社長は立派な方ですが、当時は色々ありましたね。

このように振り返りますと

あまり感謝の気持ちをお伝えしていない気がして

今になって、申し訳なく思います。

「一宿一飯の恩義」 という言葉があるように

最後は、「心からの感謝」 で終わらないといけないと

今は考えております。

辞めた後になって

じわじわと感謝の気持ちが出てくるものですね。

従って

退職交渉をされるキャンディデートの皆様にも

「くれぐれも今の会社や上司の方々に対する

 深い感謝の気持ちを表明してください。

 それが、円満退職の第一歩ですよ。」

などと、偉そうにアドバイスさせていただいております。

そのように退職交渉を始めていただくと

円満退職につながる可能性が高い事は事実です。

会社や上司の方々も

「そこまで感謝してくれているのか?

 逆に、こちらの指導や気遣いが至らず

 申し訳なかったなー。」

という、気持ちになるようです。

ただ、例外として

全くそのような気持ちにならない会社や上司もいます。

上司:「バカヤロー!!

    お前なんかを採用してやって

    ここまで育ててやって

    給料まで払ってやったのに

    競合他社に転職するとは何事だ!!

    この裏切り者ー!!」

こんな会社や上司も実在します。

しかし、こんな引き留めは全く逆効果です。

こんな酷い引き留めを経験した方々は

「いやー、あそこまで言われたら

 感謝の気持ちも吹き飛んでしまって

 逆に、意地でも辞めてやると思いました。」

と、おっしゃるのです。

当り前ですよね。

他社の社員の転職を生業にして

売上や利益を上げている会社が

「自社の社員だけは

 絶対に辞めさせないぞ!!」

と言うのは、論理矛盾で実に滑稽な話です。

私は、このようなアホな会社の情報を

ご相談いただく方々に提供して

まともな会社選択をしていただけるように

今後も支援させていただきます。

アホな会社のアホな上司の下で

長く働いてしまうと

自分もアホになってしまい

市場価値が無くなってしまうので

くれぐれも用心してください。

これからの世の中で生き残るためには

「自分の事は自分で決められる人になろう」

という事です。

「なやみはつきないな

 生きているんだもの」                                    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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