「もう少し早く応募していたら?」
最近、大手人材紹介会社が
中途採用を凍結したり
採用人数を減らして
採用ハードルを上げたりしている
というお話は
2週間ぐらい前に
書かせていただきました。
それに追随するかのように
中堅中小規模の人材紹介会社でも
採用活動を一旦停止するケースが出てきました。
特に、製造業に注力していた会社や
これと言った強みを持たず
若手人材を漠然と紹介していた会社です。
一方、WEB、デジタル、ヘルスケア、金融などに
注力している人材紹介会社や
エグゼクティブ領域に特化しているファームは
ほとんど影響を受けておらず元気です。
そんなまだら模様の市場の中で
「あと1週間早く応募していたら
内定していたのに
採用活動凍結によって
お見送りになってしまった。
残念で仕方ない!!」
と、非常に悔やまれるケースも出始めています。
ご応募される前に
しっかり検討する事は大切ですが
最近のように潮目が変わってくると
以前のように
ゆっくり検討している内に
企業の採用活動が止まってしまう事があります。
応募先を早めに決断しないと
チャンスを逃がしてしまいます。
市場の需給バランスは
以前の 「売り手市場」 から 「買い手市場」 に
変化しています。
従って
自分が受けたい会社だけに応募するのではなく
自分が内定する可能性が高い会社にも応募しないと
転職先を見つける事が難しくなっています。
最近、弊社でも
大手や準大手の人材紹介会社の現役コンサルタントや
マネージャーの方々の登録が増えています。
業績が厳しくなって
マネジメントもかなりシビアなっている様子です。
既に水面下でリストラに着手している
人材紹介会社もあります。
「ローパフォーマー」 に辞めていただき
「ハイパフォーマー」 を外部からスカウトするような動きです。
私は、これからしばらくの間
このような混とんとした状況が続くだろうと
予測しています。
ただ、今ならまだまだ多数の求人があります。
転職を考えているコンサルタントの方々は
早めに決断してください。
求人が無くなってからでは
本当に身動きが取れなくなります。
「考えてばかりいると
日がくれちゃうよ」 みつを
合掌。