「夏休み日程の自由度は必要か?」
クライアントやキャンディデートと
連絡のやり取りをしていますと
今週から
来週の 「お盆休み」 や 「夏休み」 を
意識されている様子が伺えます。
ただ、夏休みと言っても
「全社一斉休日」 の会社もありますが
「社員が休みたい時に休ませる」
という会社もありますね。
例えば
リクルートキャリア様は
「7月から9月までの間であれば
個々の社員が休みたい時に
1週間休んでよろしい」
というような夏休みだったと思います。
それに対して
パーソルキャリア様は
「8月10日(土)から8月18日(日)まで
全社一斉に夏休みを取ります」
という、社内外共にハッキリした休み方です。
どっちが良い・悪いではなく
「立場の違いによって好みが分かれる」
と考えています。
一般社員であれば
「自由な日程選択ができて
できるだけ旅費などが安く
混雑しない時期に休みたい」
という意見が多数派かもしれません。
しかし
取締役など経営陣の立場になると
「7月から9月にかけて
社員がバラバラと休んで
全員そろう時期が
なかなか無いので困る。
不在中の顧客フォローが大変だし
生産性が落ちるから
一斉休みにしたい。」
というような考え方になりがちです。
私自身もJACの社長時代は
「バラバラ休まれると困るな。
顧客フォローや
社員のモチベーション(ダラダラムード)や
業績に悪影響があるのではないか?」
と考えて
当時、副社長だった神村さんと
「この際、全社一斉夏休みにしよう」
と、話し合った記憶があります。
自分が平社員だった時は
「好きな時に自由に休みたい」
と思っていましたが
「立場が変われば立つ場が変わる。
立つ場が変われば、見える景色も
考え方も変わる。」
という、良い例だと思います。
「働き方改革」 と言うよりも
「休み方改革」 みたいな話ですね。
とにかく、働き方も休み方も
今後も大きく変わり続けるでしょう。
今は
単純に会社に出勤しなくても
夏休み中でも旅行中でも
かなりの部分
リモートで仕事ができるようになりました。
お客様や他の社員とも
連絡を取り合う事ができます。
今後は逆に
「夏休み」 の話など吹っ飛ばして
「何のために
どのような場合に
会社に出勤する必要があるのか?」
という理由が問われる時代になるでしょう。
とは言ってもやっぱり
「face-to-face 」 は必要な気がしますが。
「その場がきなけりゃ
わかんねえ」 みつを
合掌。