「転職した方が良い人とは?」
転職した方が良いのか?
転職しない方が良いのか?
何とか転職しないでも済むのであれば
今の職場で頑張った方がいいですね。
では、どのような条件が揃ったら
「客観的に転職した方が良い」
という事になるのでしょうか?
ここで、大きく二つに分けられて
「転職するしかない状況」 と
「判断に悩む状況」 とがあります。
(転職するしかない状況の例)
・実家の事業を継ぐなど個人的な事情。
・大きなライフイベント(生活環境の変化)があって、今の会社では働けなくなった。
・どうしても独立したい。どうしても違う仕事をしたい。
上記のように
「転職するしかない」 というケースは
「個人的な事情」 が大きなウエイトを占める事が多いですね。
ただ、このような 「転職するしかない」 というケースは
転職全体の中での比率で見ると少数派です。
(判断に悩む状況の例)
・仕事内容に不満がある。もっとステップアップしたい。
・上司や同僚などとの人間関係に悩んでいる。
・労働時間や給与、処遇など就労条件に不満がある。
・会社の経営方針に疑問がある。
上記のように
「判断に悩む」 というケースは
「現状の深刻さの度合い」 が大きなポイントです。
そして、このような 「判断に悩む」 というケースは
転職全体の中での比率で見ると多数派です。
簡略化すると、下記の4つの不満ですが
「転職の決断に悩む四大要件」 です。
1 仕事内容
2 人間関係
3 労働条件
4 経営方針
皆さん、ご自分にあてはめて考えてみてください。
例えば、私の場合は
上記2の 「人間関係」 のウエイトが最も高く
「人間関係が悪化」 ⇒ 「経営方針に疑問」 ⇒ 「仕事に不満」
というサイクルにはまります。
従って、私が最も重視するべき事は 「人間関係」 であり
「人間関係を改善できる余地があるのか? ないのか?」 という事が
転職するかどうかの判断軸になります。
その後、人間関係の改善努力をしてみて
良い方向に進めば残留して頑張るし
進展がなければ転職するという結論になります。
皆さんは
「転職の決断に悩む四大要件」 の内
どれを重視されるでしょうか?
人材コンサルタントは
転職希望の方々との面談場面においても
どの要件を重視されるかを共有する事が
サービス品質の向上につながると考えます。
「にんげんだもの」 みつを
合掌。