「面接で質問しないとバカにされるよ?」
「面接対策」 という言葉が広まって
20年ぐらい経過しましたね。
昔は、そんな細かい対策なんて
ほとんどやっていませんでした。
「小手先の対策なんて意味がない」 とか
「内定するかどうかは、ご本人の実力とご縁の問題だ」 とか
そんな風に言われていました。
むしろ
「面接はお互いがお互いを選ぶ対等な場です。
従って、面接官からの質問を受けるだけでなく
聞きたい事は堂々と質問してください。」
と言って、面接に送り出していました。
応募される方からは
「何でも聞きたい事を質問してもいいのですか?
たくさん質問すると不利になりませんか?
タブーな質問はありませんか?」
などと聞かれましたが
「対等な面接において
聞きたい事も質問できないような人は
『歯ごたえがない人だ』 と思われて
バカにされますよ。」
と言って、面接に臨んでいただきました。
しかし、応募されるキャンディデートの中には
気合を入れていただくだけでは
不安が消えない方もいらっしゃいます。
そんな時には
面接官に対して
本質的でシンプルな質問をしていただくように
アドバイスしました。
例えば、下記のような質問です。
1 あなた(面接官)は、この会社に入社して良かったですか?
2 具体的には何が良かったですか?
3 この会社の今後の課題は何だと思いますか?
このようなストレートな質問をすれば良いのです。
このような質問の答を用意している面接官は
意外と少ないです。
応募する方々も
質問に対する面接官の回答を評価して
次のステップに進むか? 辞退するか?
決めれば良いのです。
応募される方々は
面接で 「ヘーコラ」 してはいけません。
面接官と
堂々と対等に話してください。
「あいつは偉そうに質問して来たから不合格にする」
なんて言う会社には入社する必要はありません。
それが、転職で失敗しないためにも
極めて重要な事です。
「そのときの出逢いが
人生を根底から
変えることがある
よき出逢いを」 みつを
合掌。