「熱血トップコンサルタントからの朗報?」
根性と行動力の塊で
非常にエネルギッシュな
トップコンサルタントのAさんから
3年ぶりにお電話をいただきました。
下記コメントは
7年前、あるクライアントにご紹介した時に
私が作成した推薦文の一部です。
・100社以上担当し、毎月80人面談し、部下3名をマネジメントしているハードワーカーです。
・とにかくバイタリティーと情熱のある人です。
このAさんは
転職先の会社でも
「破竹の勢い」 でご活躍され
売上:5000万円 ⇒ 7000万円 ⇒ 9000万円
というように旋風を巻き起こし
MVPも獲得されました。
そんなAさんでしたが
「実家の家業を継ぐ」
という理由で退職され
突然連絡が取れなくなりました。
何度もメールを送ったり
携帯に電話をしたりしたのですが
全く返信がなく3年が経過しました。
従って
「もう一生、Aさんとは会えないのかな?」
と思っていたのですが
先日、突然、お電話をいただきました。
Aさん:「以前、お世話になったAです。
覚えていらっしいますか?」
私:「おー、Aさんですか?
ご無沙汰しております。
お元気ですか?」
Aさん:「大変ご無沙汰しており
申し訳ございません。」
私:「Aさん、形式的な挨拶は抜きにしましょう。
どうせ、どこかで独立して
元気にやっていらっしゃるんでしょう?」
Aさん:「いやー、見抜かれましたか?
実家の仕事が一段落したので
今は独立して●●で働いています。」
私:「Aさんは
堅苦しい組織の中におさまるような人じゃないから
以前から、『独立した方がいいですよ』 と言ってたじゃないですか?
でも、その通りになって良かったです。
今の会社は、お一人ですか?」
Aさん:「いいえ、●人、雇用しています。」
私:「さすがですね。
それで売上は?」
Aさん:「売上はサラリーマン時代と変わりませんね。
大した事はありません。」
私:「えー、という事は
わずか●人の会社で
売上1億円ですか?」
Aさん:「いやいや、全然ですよ。
もう勘弁してください。」
私:「社員が足りないでしょう?」
Aさん:「そうなんです。
募集したいと思っています。
武谷さん、紹介していただけませんか?」
私:「Aさんは
若くて根性があって
フットワークがいい人材を
多少の時間はかかっても
ゼロから育てるべきですよ。」
Aさん:「なぜですか?
経験者採用は無理でしょうか?」
私:「多分、失敗しますよ。
Aさんのバイタリティーに付いて来れる人材は
経験者の中にはめったにいませんよ。」
Aさん:「そうですかね。
だったら、どうしたらいいでしょうか?」
私:「学生時代のAさんのような人を
少し好条件のインターンで募集して
仕事を教えながら
人物を見極めてはいかがでしょうか?
その方が、中途半端な経験者を採用するより
Aさんの考え方やノウハウを
純粋培養できるので
結果として、うまく行くと思います。」
Aさん:「へー、そういう方法もあるんですね?」
私:「いやいや、今後はこのような採用手法が
外国のようにメジャーになりますよ。
高い採用コストもかからず
卒業して入社する時には即戦力です。」
Aさん:「わかりました。
早速、そういう手段も試してみます。」
私:「ただし、Aさん
優秀なインターンほど
いずれはAさんのように独立する確率が高いので
その事は覚悟して
気持ちよく認めてあげてくださいね。」
Aさん:「なるほど。
できる人材ほど野心があるでしょうから
それは認めます。
それよりも、武谷さん
久しぶりに飲みたいですよ。」
私:「私も同感です。
ただ、しばらく実家と行ったり来たりになるので
秋になったら飲みましょう。」
とにかく、3年ぶりに
Aさんと連絡が取れて良かったです。
立派に独立を果たされ
相変わらずエネルギッシュで何よりです。
秋に祝杯をあげましょう。
「自分が自分に
ならないで
だれが自分になる」 みつを
合掌。