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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「退職代行サービスの功罪?」

「退職代行サービスの功罪?」

ついに

こんなサービス業が

流行っているようですね。

今回の10連休中は

通常の10倍もの

「退職代行依頼」 の申し込みがあったとか?

やはり、長い連休明けに

嫌いな会社に

出勤するのは憂鬱ですからね。

様々な批判もあるようですが

私は一概に

「退職代行サービス」 を否定はしません。

このサービスが流行るという事は

それなりに社会的ニーズがあるからです。

従って

「退職代行サービス」 に関しては

もっと多面的・構造的に考える必要があります。

・雇用企業

・退職希望者

そして、私たち

・人材紹介会社にも

それぞれの責任があると考ええます。

1 雇用企業の責任 ⇒ 退職希望社員と話し合える信頼関係をつくっていない。

 ⇒ 日常から、社員とのコミュニケーションや育成に注力するマネジメントや管理職教育をしてください。

2 退職者の責任 ⇒ 自分の意志で入社した会社なのに、自分で退職交渉もできないのでしょうか?

 ⇒ 不幸にもブラック企業やパワハラ上司に当たってしまった方は仕方ないと思いますが、

    できるだけ会社や上司から逃げないで、自分のケツは自分で拭ける大人にならないと

    他社に転職しても通用しないかもしれません。

3 人材紹介会社の責任 ⇒ 退職交渉に関する具体的なアドバイスや法的知識が不十分である。

 ⇒ 人材コンサルタント教育に注力して、信頼できるアドバイスができるように改善してください。

 ⇒ そもそも私たちの仕事は

    「ご相談者が本当に転職するべきか否か? 転職するとしても今なのか? どんな会社なのか?」 

    という本質的な話をする事です。

    退職交渉に関するアドバイスも必要ですが、それが主題ではありません。

このように上記の三者が

どれも中途半端で頼りないから

「退職代行サービス」 

が流行っているのでしょう。

このサービスによって

上司との話し合いをはじめ

面倒な交渉を省略して

出勤も引継ぎもすることなく

事務的にアッサリとお別れできる。

まるで 「離婚問題専門弁護士」 のようですね。

ブラック企業は論外ですが

私は、マネジメントや社員育成に

継続的に注力している

真面目な会社を応援します。

「ひとの世の幸不幸は

 人と人とが逢うことから

 はじまる

 よき出逢いを」                                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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