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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「若者の不安を理解しよう?」

「若者の不安を理解しよう?」

20代でも

地に足が着いていて

しっかりした人もいます。

一方、40・50代でも

ふらふらしていて

軸が無い人もいますが

若々しくフットワークが良くて

未だ向上心が強い人もいます。

現在も

24歳から50歳まで

様々な世代の方と

ご相談させていただいていますが

その人の年齢と

その人が持っているエネルギーとは

あまり相関関係がないと感じています。

逆に、現在は

高度成長期のような

右肩上がりの時代ではないし

変化が激しい時代だけに

チャンスはあっても

リスクも多く

将来の見通しがつかない時世だからこそ

若い人ほど不安になって

考え込んで動けなくなるのもわかります。

その結果

大企業志向や安定志向が強くなり

入社後、不満があって

「このままではいけない」 と思っても

行動を起こせなくなっている人がいます。

前時代の人が作った

年金をはじめとする

社会保障制度やルールが崩壊し

政治や企業や

人生の先輩である中高年を

信じられなくなっています。

従って

「最近の若者は・・・・・」 などと言わず

「そんな不安を抱えている世代なんだ」 

「その責任は我々にもある」

という理解が必要だと感じます。

「今は貧乏だが、将来は明るいぞ」 という前世代と

「今は貧乏ではないが、将来は不安だ」 という現世代とでは

生き方や働き方や

会社や仕事の選び方に

違いがあるのは当然です。

そういう若い人の心情を汲み取って

理解しようとする姿勢が必要だと感じています。

そもそも

「スタート時点での社会環境が違う」 

という事です。

何とも言えない 「不安」 とか 「焦燥感」 が

常にあるわけです。

その意味では

「今月はどうにかなったけど

 来月以降の事は全くわからない。

 今年は何とかなったけど

 来年の見通しなど全くない。」

という、個人事業主の私も

「常に不安」 と言う部分では

似ているかもしれません。

時々、悪い夢を見て

目が覚めます。

「入社当日に内定者が行方不明になった」 とか

「入社後1週間で辞めてしまった」 とか

「重要なクライアントが倒産してしまった」 とか

回収不能になる悪い夢です。

目が覚めると

「あー、夢で良かった」

と、一瞬はホッとしますが

こんな不安定な生活を14年も続けていますと

「いつまでやっていけるんだろう?」

と、思います。

こんな 「私の不安」 と

「若者の不安」 とは

同じものではないと思いますが

できるだけ、想像力を働かせて

様々な方々の 「不安の背景」 を

感じ取る努力をしたいと思います。

そして、少しでも元気になって進んでいただけるように

人を励ませるようになりたいです。

「にんげんはねえ

 追いつめられると

 弱いもんだな

 ひとごとじゃない

 自分のこと」                                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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