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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「RAができれば両面もできるよ?」

「RAができれば両面もできるよ?」

先日、ご相談にお越しになったAさんは

新卒で大手人材紹介会社に入社され

4年間、RA(リクルーティング・アドバイザー)として

立派な業績を上げていらっしゃいます。

私:「Aさん

   今日は日曜日にもかかわらず

   お越しいただき

   ありがとうございます。」

Aさん:「いいえ、こちらこそ

     日曜日に面談していただき

     ありがとうございます。」

私:「私にとっては

   土日・祝日がゴールデンタイムなので大歓迎です。

   ところで、Aさんは

   どのような事で悩んでいらっしゃるのですか?」

Aさん:「結論から申し上げると

     今の会社でこれ以上働いても

     スキルアップしないのではないかと

     考えています。」

私:「そうなんですか。

   Aさんにとっての

   スキルアップとは何でしょうか?」

Aさん:「一言でいえば

     両面コンサルタントになる事です。」

私:「そういう事ですか?

   両面コンサルタントになるのは

   そんなに難しい事じゃないですよ。」

Aさん:「え、そうなんですか?」

私:「はい。

   シンプルだから

   両面型がグローバルスタンダードなんですよ。」

Aさん:「どういう事ですか?」

私:「一人で完結できる両面型の方がシンプルですよ。

   日本特有の分業型は

   自己完結できませんから

   社内の他の社員

   要するにCAを動かさないと

   業績が上がりませんよね?」

Aさん:「その通りです。

     CAとのコミュニケーションや伝言ゲームに

     多くの時間を割かれています。」

私:「それは閉鎖的な島国で育った

   日本人だからできる事ですよ。

   逆に、多民族国家で育った

   個性が強い外国人には

   分業制は面倒臭いだけです。

   実際、分業制に関しては

   何度も外国人と議論しましたが

   全く理解してもらえませんでした。(笑)」

Aさん:「分業は、日本人だからできるんですね?」

私:「私はそう思います。

   日本人が作り出したやり方ですよね。

   外国人にはできない

   面倒臭い事をやってるわけです。

   従って

   RAとして優秀なAさんであれば

   両面型にも対応できると思います。」

Aさん:「そんな簡単なものですか?」

私:「これまでは、自分のクライアントの求人を

   CA相手に懸命に説明して来ましたよね?

   両面コンサルタントになれば

   直接キャンディデートに

   説明すれば決まるんですよ。

   こんなシンプルな事はありませんよ。」

Aさん:「そう言われると、そうかもしれませんね。」

私:「そうです。

   わかりやすい方法だから

   グローバルスタンダードになるんです。」

Aさん:「でも、年上だったり

     役員などのエグゼクティブだったり

     そんな人材の相談に乗るのは

     難しくないですか?」

私:「それは、慣れの問題です。

   Aさんだって

   クライアントの社長や役員に会ってるでしょう?」

Aさん:「確かに時々会います。

     ある程度は慣れました。」

私:「ですから

   RAとして立派な業績を上げてきたAさんであれば

   両面コンサルタントになるのは難しくありません。」

Aさん:「なるほど。

     ちょっと勇気が出てきました。」

実際、20代・30代のRA経験者で

立派な業績を上げてきた人であれば

両面コンサルタントになれます。

両面型エージェントの求人票には

「20代であればRA経験のみでも可」 

という表記が多いです。

ただ、CA経験だけの人は

厳しく見られる傾向があります。

やはり、対法人営業経験が重視される

という現実があります。

「なやみは

 つきないな

 生きて

 いるんだもの」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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