「社員は新人のおかげで成長する?」
3月末決算の会社ばかりではありませんが
今日は3月29日(金)です。
今年度の最終営業日という会社も多いでしょう。
皆さん、今期も大変お疲れ様でした。
相変らず求人案件が多いので
とても忙しかったと思います。
他にも、忙しい原因としては
他の人材紹介会社と競合するケースが多いでしょう?
自分のクライアントから内定が出たのに
競合他社の求人企業からも内定が出て
キャンディデートが迷ってしまうケースも多いですよね?
そうなると、あの手この手で
競合他社との人材争奪戦が始まります。
これに時間が取られる事もありますね。
更に
現職企業からの 「引き止め」 も
どんどん厳しくなっていて
折角、キャンディデートが内定しても
今の会社を辞める事ができないケースもあります。
こんな好景気な時は
「求人案件の多さ」 と
「人材争奪戦」 とによって
多くの時間が割かれてしまい
人材コンサルタントの多忙な日々が続きます。
ところで
皆さんの会社には
来週4月1日に入社してくる新入社員はいませんか?
最近は、大手エージェントに限らず
ベンチャーや中小エージェントでも
新卒採用をやっていますから
相当な人数の新人が
4月1日に入社してくるはずです。
新卒に加えて
4月入社のキャリア採用組も含めると
数千人の新人が
人材紹介業界に一気に入社してくるはずです。
それでは、新人を採用する目的は何でしょうか?
1 組織の継続的拡大のために、フレッシュな新戦力を採用して育てる。
2 既存社員に 「喝」 を入れて成長させるために、新人を採用する。
このように、大きく二つの意味があります。
上記1と2は、どちらも重要ですが
私は、上記2の
『既存社員に 「喝」 を入れて成長させるために、新人を採用する。』
という方が重要だと考えています。
1年生が入社してくると
一番成長するのは
2年生や3年生だからです。
リクルートエージェント時代の岡﨑社長が
「教えられる新人よりも
教える側の先輩の方が成長するものだ」
と、おっしゃっていました。
確かに
新人に格好悪い姿は見せたくないし
少しは尊敬されたいので
先輩社員としては
シャキっとしますよね。
それによって
「新人よりも先輩社員が成長する」
という事です。
これを毎年積み重ねる事によって
ちょっとやそっとの事では揺らがない
厚みのある強い組織と
カルチャーが醸成されます。
皆さん、新人を育ててください。
「永遠の過去
永遠の未来
その間の一しゅんのいのち
いまここに生きて
あたらしき春に逢う
ありがたきかな」 みつを
合掌。