「私の後任を探してください?」
4~5年前に
ブラック・エージェントに転職して
苦しんでいたAさんを
ホワイト・エージェントのX社さんにご紹介して
ご採用いただきました。
その後、Aさんは
とてもハッピーになり
頑張っていたので
毎年、 「誕生日、おめでとうございます。お元気ですか?」
というご挨拶を重ねてきました。
ところが、先日突然
Aさんからメールが送られてきました。
Aさん:「武谷さん、Aです。
突然の連絡で、済みません。
実は、転職する事になりました。
ただ、今の会社には何も不満はなく
本当に良かったと感謝しています。
従って、円満退職です。
転職する理由は
無謀かもしれませんが
人事職にチャレンジするためです。
そこで、武谷さんにお願いがあるのですが
私の後任のコンサルタントを
ご紹介いただけないでしょうか?」
私:「えー!!
チャレンジで転職するのは
悪いとは思いませんので
新天地でのAさんのご活躍をお祈り致します。
ただ、Aさんを紹介した私がAさんの後任を探すという事は
御社内の上層部で承認されているんですか?」
Aさん:「もちろんです!!
間もなく、上司の事業部長から武谷さんに直接
紹介依頼の連絡が届くと思います。
その際には、何卒宜しくお願い致します。」
私:「そうですか。
安心しました。
事業部長さんからご連絡をいただいたら
きちんと対応させていただきます。」
Aさん:「はい、宜しくお願い致します。
それから、無理を言って済みませんが
私は3月末までなので
できるだけ早く入社できる方を探してください。
ちゃんと引き継いで辞めたいので
宜しくお願い致します。」
私:「え!!
3月中に入社できる方ですか?
厳しいスケジュールですね。
わかりました。
とにかく努力します。」
会社を辞める方から
「私の後任を紹介してください」
と、直接依頼が来るのは
なかなか珍しいケースなので
少々驚きました。
それと同時に
それを認めているX社さんは
「オープンで温かい良い会社だなー」
と思いました。
そして、その直後
転職をご希望されていたBさんから
お電話をいただきました。
Bさん:「今の会社の業績1位と2位だった先輩が
武谷さんにお世話になったそうなので
お電話させていただきました。」
との事で
すぐにBさんにお会いすると
とても優秀な方でした。
そこですぐに、X社さんの説明をさせていただいたら
Bさん:「今、在籍されている社員の方が
自分の後任を探してほしいと
おっしゃるという事は
とても良い会社なんでしょうね。
是非、応募させてください!!」
という事になりました。
その後、Bさんは
X社さんの事業部長さん、社長さんとの面接で
高い評価をいただき
めでたく内定・入社されました。
このように
「全てがタイミングよくつながる」
という事があるんですね。
それも全ては
良いクライアントと
良いキャンディデートのおかげです。
素晴らしいお客様に感謝致します。
「おかげさん」 みつを
合掌。