ホーム > 社長ブログ > 「PDCAを回せば業績が上がる?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「PDCAを回せば業績が上がる?」

「PDCAを回せば業績が上がる?」

「PDCA 」 は

20年ぐらい前に流行り始めた手法なので

旧いと思う方もいらっしゃるでしょう。

ただ、今でもちゃんとやれば

十分生産性向上につながる

経営手法でしょう。

ご存知のように

「Plan(計画)」

「Do(実行)」

「Check(検証)」

「Action(改善)」

の頭文字をとった手法です。

しかし

「計画⇒実行⇒検証⇒改善」 って

当り前の仕事のやり方ですよね?

ところが

ちゃんと実行できる会社やビジネスパーソンは

ほとんどいません。

・そもそも 「計画」 も立ててない。

 一応立てたが、「5W1H」 が不明確である。

・計画通りに 「実行」 していない。

・とりあえず実行したが、その結果を 「検証」 していない。

・検証はしたが、それに従って、「改善」 はしていない。

・「PDCA 」 が1回で終わり、何度もサイクルを回していない。

その結果

いつの間にか以前の状況に戻り

何も改善されず

生産性向上につながらなかった。

このような失敗事例の方が多いです。

だた逆に

下記のような成功事例もあります。

*東洋経済オンラインから一部引用させていただきます。

・電話営業が面白いほどうまくいく

リクルートの事例を紹介しましょう。

ここで取り上げるのはある雑誌媒体の「電話営業」の話です。

その部署では、雑誌に広告を出してもらうため、

電話でお客様に説明してアポイントを取り、

訪問して更に説明することで広告を出稿してもらう、

という営業活動をしていました。

その営業電話においては、

当然ながら「断られる」ということも多々ありました。

そこでPDCAです。

このケースでは断られた時に

「よし次!」と「Do=実行」を急ぐのではなく、

「なぜ断られてしまったのか」と、

各々に理由を「Check=検証」させていきました。

そうすると徐々に「断られる理由」がわかってきました。

そこから、1人ひとりの検証結果を結集し、

誰でもアポが取れる「断られないための話術(トークスクリプト)」が作られたのです。

この話術を部署全体で共有することで、

どんなに電話が苦手な営業マンでも、

入社したばかりの新人営業マンでも、

面白いほどアポイントが取れる営業トークを繰り広げることができたのだそうです。

このトークスクリプトは、今も進化しているということですから、

PDCAを回し続けているのですね。

・今年こそ、8割が陥る計画倒れから抜け出そう!

最後にもう1つお伝えすると、

PDCAは、「P→D→C→A」と1周して終わりではない、ということです。

「A」まできたら、また「P」に戻り、

さらに高いレベルの「PDCA」を回すという

「スパイラルアップ(らせん状の成長)」を遂げていくというのがPDCAの本質です。

だからPDCAサイクルといいます。

しかしながら、

8割ほどの企業が「Check=検証」を怠っており、

「計画を立てても結果がついてこない」

「やるべきことに追われて日々が過ぎていく」という状態です。

振り返りができなければ、

次の「Action=改善」にもつながりませんから、成長も見込めません。

強制的にでも「Check=検証」の時間を設けて定期的に振り返り、

ミスの撲滅や自己の成長につなげていく。

PDCAを意識して回して続けている限り、

成長し続けることができるはずです。

ところで、私は

PDCAサイクルを

全く回していません。

その時その時の

気分や感覚で動いています。

だから、いつまでたっても

業績が伸びないのです。

皆さんは

私を反面教師にして

ちゃんとやってみてください。

「毎日少しずつ

 それがなかなか

 できねんだなあ」                                   みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ