「交渉決裂。『人を動かす』 のは難しい?」
昨日の
米朝交渉が決裂したのを見ても
やはり、「人を動かす」 のは難しいですね。
まして、一対一の交渉ではなく
世界や国家を背負っての交渉ですから
一層難しいですね。
しかし
「核爆弾を作ったので
全面的に経済援助してくれ」
という、北朝鮮の国策が
そもそもめちゃくちゃですから
今回の交渉は決裂して良かったと思います。
北朝鮮にも
もっと深く考えるチャンスを与えた事に
なったかもしれません。
カーネギーの名著で
「人を動かす」 という書籍があります。
そこに
「人を動かす三原則」
という事が書かれています。
1 盗人にも五分の理を認める。
⇒相手を非難するより、相手を理解するように努めよう。
2 重要感を持たせる。
⇒人間の持つ性情の中で最も強いものは、他人に認められる事を渇望する気持ちである。
3 人の立場に身を置く。
⇒成功の秘訣は、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見られる能力である。
簡潔にまとめられた三原則ですが
日々の生活の中で
凡人が簡単に実行できる事ではありません。
私なんか、全くできていません。
この三原則ができる人は
本当に成功して
自分も周囲の人たちも
豊かな人生を過ごせるでしょう。
ただ、国家間の交渉においては
カーネギーの教えに沿って交渉しても
合意に漕ぎつくのは至難の業です。
忍耐強く交渉を続けるしかありませんが
「拉致問題」 の解決に関しては
一刻の猶予もありません。
米国頼みにも限界があるので
日本国としての英断が必要です。
「セトモノとセトモノと
ぶつかりッこすると
すぐこわれちゃう
どっちか
やわらかければ
だいじょうぶ
やわらかいこころを
持ちましょう」 みつを
合掌。