「同じ会社の１位・２位・３位が辞めた？」

このような事は

あちらこちらの人材紹介会社で

頻繁に起きています。

このようなケースに

もう何回遭遇した事か？

特に、社員数１０～５０人ぐらいの

中小規模の人材紹介会社で

よく起きています。

１位・２位・３位の方全員から

ご相談をお受けするケースもあります。

３人バラバラに

違う会社に転職される事もありますし

３人一緒に独立して

新たな人材紹介会社を設立するケースもあります。

なぜ、業績上位の３人が

同時期に辞めてしまうのでしょう？

その転職理由を伺うと

「社長さんに対して不満を持っている」

という点で一致しています。

具体的にどのような不満かと言えば

「現場の意見を聞いてくれない」　とか

「聞いたふりをして、何も改善してくれない」　とか

そのような事をおっしゃる方が大半です。

特に、小規模な人材紹介会社では

社長さんと人材コンサルタントとの

距離が近いだけに

関係が良い時は

お互い蜜月の日々なのですが

関係が悪くなり始めると

「もう顔も見たくない」

というぐらい修復不能なってしまう事が多いです。

社長さんも

会社がちょっと軌道に乗り始めると

気が緩んでしまい

現場の意見に耳を傾ける事が少なくなってしまったり

急いで規模拡大を図るあまりに

未経験者を多数採用して

既存のコンサルタントに負担をかけてしまったりする事があります。

社長さんにも

それなりのお考えや事業計画もあるでしょうから

何でもかんでも

「社員の言いなりになってください」

とは申しません。

ただ、稼いでいるのは現場の社員であり

そのおかげで社長さんも給料をもらっているのですから

お客様と社員に対する

感謝の気持ちは持ち続けて

それを言動で表現してください。

その気持ちが社員に伝われば

業績上位の社員に辞められて

困るような事は起こらないと思います。

皆さん、２月も大変お疲れ様でした。

「おかげさん」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。