ホーム > 社長ブログ > 「何事もポジティブな言葉に言い換えよう?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「何事もポジティブな言葉に言い換えよう?」

「何事もポジティブな言葉に言い換えよう?」

例えば面接で

面接官:「今回の転職理由はどんな事ですか?」

応募者:「会社の経営方針と

      自分が進みたい方向が違うので

      転職したいと考えています。」

面接官:「どのように違うのですか?

      具体的に教えてください。」

応募者:「はい。

      今の会社は

      売上拡大のみを優先して

      顧客満足を軽視しているので

      転職を考えています。」

面接官:「え?

      売上が伸びているのは

      顧客からも一定の評価を得ている証拠ではありませんか?」

応募者:「それはそうかもしれませんが・・・。

      私は、もっと丁寧な仕事をして

      顧客満足度を高めたいと考えています。」

面接官:「え?

      それは、売上が落ちても

      丁寧なサービスを提供したいという事ですか?

      それは、自己満足ではありませんか?」

上記のように

面接官にネガティブに聞こえる転職理由を話すと

どんどん突っ込まれてしまい

ほとんど不合格になってしまいます。

それでは、転職理由に関して

どのような言葉で話せば良いのでしょうか?

(ポイント)

1 今の会社を批判しない。むしろ、感謝を言葉にする。

2 転職を考えるに至ったエピソードを話す。

3 結果として、あくまで前向きな転職である事を伝える。

上記の3つのポイントに留意して

面接をやり直しましょう。

面接官:「今回の転職理由はどんな事ですか?」

応募者:「はい。

      私にとって、人材コンサルタントの仕事は

      天職だと思っています。

      従って今回は

      転職ではなく

      転社だと考えています。」

面接官:「ほー、天職なのに

      なぜ、転社しなくてはならないのですか?」

応募者:「はい。 

      それは、私の甘えかもしれません。

      今の会社は

      大手で知名度も資本力もあり

      ご登録いただける人材も多いです。

      おかげさまで業績も悪くなく

      周囲の人にも恵まれています。

      ただ、本当の私個人の力は

      どのくらいなんだろう?と

      最近、同業他社のコンサルタントとの会合での

      刺激的な出逢いを通じて、考えております。」

面接官:「そんな会合にも参加されているのですか?」

応募者:「はい。 

      ダイレクトリクルーティングとか

      リファーラルとか

      ヘッドハンティングとか

      そういう手法が主流になりつつあるので

      危機感を感じて参加させていただいております。」

面接官:「ほー、それでは貴方も

      リファーラルとか

      ヘッドハンティング的な

      動きを模索されているんですか?」

応募者:「はい。 

      遅ればせながら

      この2~3年は

      リファーラルに注力しております。」

面接官:「その結果はいかがでしょうか?」

応募者:「はい。 

      まだまだですが

      売上の三分の一ぐらいは

      リファーラルで上げさせていただいております。」

面接官:「へー、それは立派ですね。

      そんな活動を意識的にやって

      ちゃんと結果も出していらっしゃるのであれば

      当社としても大歓迎です。

      当社の社員と一緒に働きませんか?」

このように

自分から行動を起こして

チャレンジしている姿勢は

どこの会社の面接でも

大いに評価されます。

「自ら機会を創り出し

 機会によって自らを変えよ」

まさに、これを実践している人には

怖いものなしです。

「いまから

 ここから」                                           みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ